特集

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2021年6月 No.529

建設分野の特定技能外国人の受入れについて

ベトナムでの試験実施
(2021年3月23日(火))

ハノイ市の第一建設短期大学にて、鉄筋施工職種の建設分野特定技能1号評価試験を実施しました。人手不足が続く日本への人材の送出国として、ベトナムには大きな期待が集まっていますが、今回の試験はベトナムにおいて特定産業分野(14分野)で初となる技能評価試験となりました。

当日は実技試験と学科試験の両方が行われ、学科試験では鉄筋加工・組立ての作業等に関する問題が出題されました。また、実技試験では実際に鉄筋の組立てを行うことが求められ、24名の受験生が真剣に試験に臨みました。試験の実施にあたり、JACからは2名の職員が派遣されました。コロナウイルスの流行により、日本から大人数で渡航することが困難であることから、今回の試験は、試験全体のオペレーションを日本から遠隔で行う方式を採用しました。

ベトナムの試験風景

【受付の様子】 現地に派遣されたJAC職員がその様子をカメラで撮影し、
映像を日本側にリアルタイムで送信、本人確認等のチェックを行う

【学科試験の様子】 会場全体の様子がわかるようにカメラを設置し、常時日本側で確認

【実技試験の様子】

【実技試験の採点の様子】 日本の採点員とベトナムに派遣されたJAC職員の双方で採点を行った

受験生の受付については、現地に派遣されたJAC職員がその様子をカメラで撮影し、映像を日本側にてリアルタイムで確認し、本人確認等のチェックを行いました。また、実技試験については、日本の採点員とベトナムに派遣されたJAC職員の双方で採点を行った他、学科試験については、会場全体の様子がわかるようにカメラを設置し、随時日本側で確認ができるようにしました。

世界的にコロナウイルスが流行しており、非常に困難な状況下ではありましたが、遠隔機材を活用することにより、無事に技能評価試験を実施することができました。今回の実績を元に、今後は他職種の試験についても実施してまいります。

様々な事業や取組をホームページでご紹介

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