特集

特集
2021年6月 No.529

建設分野の特定技能外国人の受入れについて

受入負担金の負担 受入負担金の額

1号特定技能外国人を受け入れる建設企業(以下「受入企業」という。)の皆様には、1号特定技能外国人1名につき毎月、以下に記載する受入負担金を負担いただく仕組みとなっています。なお、この受入負担金は、直接的又は間接的を問わず、1号特定技能外国人に負担させてはいけません。

海外試験合格者(JACが行う海外の教育訓練を受けた場合)は20,000円、海外試験合格者(前記以外の場合)は15,000円、国内試験合格者は13,750円、試験免除者(技能実習2号修了者等)は12,500円を受入企業に負担いただきます。※2021年6月分より

この受入負担金は、教育訓練及び技能評価試験の実施、試験合格者や試験免除者の就職・転職の支援、受入企業及び1号特定技能外国人に対する巡回指導並びに母国語相談ホットライン業務など、JACが特定技能外国人受入事業実施法人として実施する共同事業に充てられます。

建設キャリアアップシステムへの登録

特定技能外国人制度において、受入企業は「建設キャリアアップシステム」への加入が義務づけられています。これは、技能者本人の情報や日々の就業履歴を蓄積し、見える化することで、技能と経験に応じた処遇を実現するために導入されたものです。受入企業とともに技能者である1号特定技能外国人もシステムに登録されるため、いつ、どこで、本人が建設工事の施工に従事したかが記録され、実務経験として蓄積されることから、客観的に技能を評価することができます。

 

 

1 2 3 4 5 6

関連記事

しんこう-Webとは
バックナンバー
アンケート募集中
メールマガジン配信希望はこちら