5.入職の促進に資する状況の共有と広報コンテンツの整備

建設産業への入職促進のためには、若年者や保護者、教育関係者に対し、ものづくりの楽しさや、建設産業の魅力・やりがいについての理解を深めることが重要です。コンソーシアムでは、担い手確保・育成及び若年者の入職促進に向け、多くのコンテンツを作成し、積極的な広報活動を展開しました。

建設業に関する様々なコンテンツを集約したJobポータルサイト
URL　http://genba-go.jp/

全国で実施された担い手確保・育成の取り組み事例を紹介している
URL　https://secure.kensetsu-kikin.or.jp/ninaite/db/ 

4.職業訓練校ネットワークの拡充

地域における職業訓練校等の講師発掘・養成の支援、情報の共有及び相互連携等を図ることを目的に、富士教育訓練センターを中核とした職業訓練校のネットワークである「建設関連職業訓練校等連絡会議」を設置し、各職業訓練校間の情報交換、相互協力の推進に取り組みました。

5.成果報告会の開催

建設産業担い手確保・育成コンソーシアム事業の終了に伴い、これまで本事業に携わってこられた多くの関係者の皆様が5年間の事業成果を共有する場として、令和元年12月9日に成果報告会を開催しました。

おわりに

この建設産業担い手確保・育成コンソーシアム事業は、総合工事業団体、専門工事業団体、職業訓練校、教育機関、国、地方公共団体等の多くの関係者の皆様と、「担い手確保・育成」というテーマを共有し、ゼロから構想を練り上げ、全国レベルでの事業を展開してきました。

予定していた活動期間が満了し、コンソーシアム事業は終結いたしますが、これまでの５年間の活動が、建設産業の担い手確保・育成の機運を盛り上げてきたことは間違いありません。ここで得られた成果を進展させていくためにも、本財団はもちろん関係機関の皆様がそれぞれの役割を担い、継続的な活動を進めて行く必要があると考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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