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2019年11月号 No.513

しんこうTODAY

 

(一社)大阪府建団連(建設業雇用研究会)は、9月20日、21日の2日間、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで、「第6回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ2019)」を開催しました。各専門工事業団体が、訪れた家族連れの一般市民や建設系の工科高校生、専門学校生らにものづくりの楽しさや建設業の魅力を伝えました。

担い手の確保・育成に向け、専門工事業の仕事を理解し、ものづくりの魅力や楽しさ、やりがいを感じてもらうことを目的として2014年度から取り組んできた体験型イベント。年々来場者数も増え、約3,000人が訪れました。

 

イベント

ステージではカンナ削りや、丸太切り競争のイベントが開催され、真剣に挑む子供たちにギャラリーから大きな声援が飛びました。

 

リアル体験【屋外ブース】

屋外では、生コン圧送車のリモコン操作やフォークリフトの試乗体験が大人気。

 

技を体験【屋内ブース】

足場タワーを登って、降りた出口ではフルハーネスを装着し宙づりに。みんな怖がるどころか大興奮。

職人さんの熱心な指導もあり、子ども達の壁塗りは大人顔負けの仕上がり。

鉄筋を結束線でむすぶ作業。普段はできない体験に真剣な表情。

型枠組立の体験は、大人も子どもも夢中で手が休まる暇がありません。

「塗装」ブースはフォトフレーム作りを体験。思い思いに素敵な絵を描いていました。

 

 職人に光が当たる未来を目指して

 (一社)大阪府建団連 会長 北浦 年一

建設業の原点は現場にあり、現場の原点は職人にあります。日本の建造物を作り上げ、その歴史と文化を引き継いできたのは建設業であり、中心的役割を担ってきたのは、優れた職人に他なりません。近年災害が多発するわが国で防災も含めた社会基盤整備という重要な役割を担う建設業の正当な評価と、その第一線で働く職人たちが、モノづくりに誇りを持って働ける労働環境の改善が必要です。この「技フェスタ」を通じて一般の人々にも建設業に対する理解が進み、建設業に携わるみんなが元気になることを願っています。

 

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