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2019年4月号 No.507

しんこうTODAY

2019年2月14日(木)、全国建設業協同組合連合会(青柳剛会長)が東京・千代田区の霞が関ビル35Fの東海大学校友会館において、「仮囲いデザインアイデアコンテスト」の公開最終選考会を開催しました。建築現場を覆っている仮囲いを「工事中と人々を結ぶ装置」として捉えたときに、どのようなデザインが考えられるのか、そのアイデアを日本中の大学生や専門校生、高校生から募ったコンテストです。

全国から82チームの応募登録、57作品のエントリーから、1次審査を経た11チームが参加し、審査員や来場者にプレゼンテーションを実施しました。

この結果、最優秀賞に設計集団HOLIZONTAL B(武蔵野美術大学)の「ヘルメット」が、優秀賞にチーム・ナスパティ(群馬日建工科専門学校)の「スケール感と透ける間」が選定されました。この他、入選5作品、選外佳作4作品が選ばれました。

全国建設業協同組合連合会青柳剛会長のご挨拶

学生の皆さんの素晴らしい作品の数々を通じて「工事中をしっかりと見せていくことの大切さ」や「デザインすることの面白さ」が、会場からしっかりと発信されたことと思います。若い人たちが考えてくれた作品は、今後、作品集としてまとめていく予定です。これからもさまざまな方法で「モノづくりとしての建設業の魅力発信」を実現していきたいと考えています。

古谷誠章 審査委員長の講評
最優秀賞の「ヘルメット」はたくさんの黄色い大きなヘルメットが白い仮囲いから半分飛び出していて、どうしたって覗いてみたくなる、人を誘う魅力にあふれていました。また、覗いている人がいることで、さらに周囲の人々の関心を現場の中にひきつける二重構造を備えているところが素晴らしかったです。
優秀賞の「スケール感と透ける間」は、重機や道具に動物を交えて現場の楽しさを表現し、リアリティと視覚的インパクトのある作品でした。

最優秀賞: 設計集団HOLIZONTAL B

優秀賞: チーム・ナスパティ

こーじぱーてぃー

三重奏

PEN子

スイっち。

建築研究部

富山大学芸文

囲ってナンボ

Aquarium

SRM(Super Real Mode)

◎本誌記事の無断転載を固く禁じます。

 

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