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2019年4月号 No.507

しんこうTODAY

少子高齢化が進む中で、将来の建設産業を支える人材確保が課題となっています。この問題を解決すべく、平成26年8月に「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」が策定され、官民を挙げて様々な取組がされてきました。本財団では、建設産業で女性技術者・技能者が活躍できる基盤作りを目的として、建設産業団体等と連携し、以下の4つの事業を実施しました。なお、本事業は国土交通省より受託したものです。

女性ネットワークのフォローアップ

女性活躍を推進する団体同士による組織的・人的な交流を図るべく、「建設産業女性活躍推進ネットワーク」を構築しました。平成30年12月の「建設産業女性活躍推進ネットワークキックオフミーティング」を機に本格的な情報交換がスタートし、先般2月8日には、全国から256名が参加し、「建設産業女性活躍推進セミナー全国大会」を開催しました。参加者からは、「全国で色々な活動をしていることが分かった。これからも、このネットワークを活用していきたい」と言った声が聞かれました。現時点での、ネットワーク参加団体は下記の通りです。

全国17カ所でワークショップを開催

各々の専門工事職種の登録基幹技能者数に着目し、女性登録基幹技能者数の多い職種の専門工事業団体(機械土工工事業・造園工事業・左官工事業・電気工事業)と連携し、「女性がなじみやすい環境」をテーマにワークショップを17回開催しました。

女性活躍についての啓発セミナーを開催

総合工事業団体((一社)全国中小建設業協会)、専門工事業団体((一社)建設産業専門団体連合会)と連携し、建設企業経営者や管理者を対象に、「女性の採用」や「採用した女性が活躍できる環境整備」をテーマとした研修会を19回開催しました。

各団体における取組み内容の調査

平成26年「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」の策定から5年が経過します。計画策定時の建設業5団体と建設産業人材確保・育成推進協議会に協賛する各団体における女性活躍推進の取組みを調査しました。

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