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2018年9月号 No.501

しんこうTODAY 振興基金の活動報告

庭師さんになろう
ミニミニ庭園作り体験/関守石文鎮作り体験

(一社)日本造園組合連合会
さまざまな植物や石を選んで小さな庭を作る「ミニミニ庭園作り体験」では、出来上がった鉢を持ち帰りたいと、自分の手で植えた鉢には愛情がわいている様子でした。また「関守石文鎮作り体験」は、日本庭園や神社仏閣の境内で立ち入り禁止を示すための「関守石」を真似たもので、独特な紐の組み方に四苦八苦しながらも納得の出来栄えに満足顔の子どもたちの姿が見受けられました。


造園職人 後藤真弓さん (岸田園芸株式会社)

新しい建物ができると、造園業は最後に仕事をします。最後の最後に草木を植えることで、本当の意味で建築物に “花を添える”ことができる仕事ですね。またご近所の方から「きれいになった」と、喜んでいただくことも多い仕事です。ホームセンターなどには、寄せ植えの鉢も売っていますが、ぜひ、自分の手で植えてみて欲しいと思っています。自分の手で作ることができたという喜びを感じてもらえればうれしいですね。

アンカー職人になろう
アンカー工事のしくみ

(一社)日本アンカー協会
地すべりやがけ崩れ防止の役割を担うアンカー工事について学べる展示です。大きく引き伸ばされた工事現場の写真の前ではヘルメットをかぶり、アンカーの模型を手に記念撮影。また自然再生の疑似体験コーナーでは、ペーパーフラワーを作り、のり面パネルを飾りました。身近なところで活用されているアンカーですが、子どもだけでなく大人も知らない人が多く、職人から詳しい説明を受けると、皆一様に、驚きの表情を浮かべていました。


アンカー職人 藤井真希さん (日特建設株式会社 上級主任)

我々アンカー職人は、主に防災工事や災害復旧の現場で、斜面を崩れにくくすることで、皆さんの財産を守る仕事をしています。高速道路の斜面などで、格子状のコンクリートを見たことがあると思いますが、その背面には長さ数10mのアンカーが設置されていることがあります。近年は災害が多いこともあり、例に出してお伝えするとわかっていただけることも増えました。目立つことはありませんが、アンカーが地域の安全に一役買っていることを知っていただけたらうれしいです。

グッズ提供、各ブース協力団体(順不同)

・(一社)日本建設業連合会  ・(一社)全国建設業協会
・(一社)全国中小建設業協会  ・(一社)東京建設業協会
・(一社)建設産業専門団体連合会
・(独)勤労者退職金共済機構建設業退職金共済事業本部
・東日本建設業保証(株)  ・日本キャタピラーグループ
・(公社)全国鉄筋工事業協会  ・(一社)日本アンカー協会
・(一社)全国中小建築工事業団体連合会
・(一社)日本造園建設業協会 ・(一社)日本造園組合連合会   

 

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