特集

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2022年2月 No.535

「建設キャリア アップシステム」普及にむけた取り組み

2019年4月に建設キャリアアップシステム(以下、CCUS)の本運用が開始されてから本年4月で3年を迎えます。

今回、2021年4月より運用を開始したCCUS認定アドバイザー制度、「建設キャリアアップシステム活用推奨モデル工事」実施企業の声、CCUSの登録から運用までの流れ等、CCUSの普及にむけた様々な取り組みをご紹介いたします。

 

1.CCUS認定アドバイザーの活動が本格化しています

「CCUS認定アドバイザー制度」はCCUSに関する専門的知識を講習動画やCCUSの実技によって修得した外部人材にCCUS活用支援の場でご活躍いただき、より一層のCCUS登録及び現場運用の普及を図るため、2021年4月より運用を開始しています。

CCUS認定アドバイザー(以下、アドバイザー)は、システム利用者の登録、現場運用が円滑に行われるよう指導及び助言等を行い得る者として、その称号で業務を行うことができると建設業振興基金が認めたものであり、これまでに4回の公募(一般公募3回、行政書士会対象1回)が行われ、2021年12月末現在、174名の方が認定を受けて活躍しています。一般公募には、受講者枠に対し4~5倍の応募があり、狭き門となっていますが、2022年は一般、行政書士各1回の公募を行い、それをもって公募を終了予定としています。

現在、アドバイザーの方々の内訳は、建設業者の方が81名、行政書士の方が57名、団体の方が19名、地方整備局等の方が10名、その他が7名となっています。また、活動拠点としては、東京都が43名、大阪府が20名、神奈川県が6名、埼玉、愛知、広島、香川及び福岡の各県が5名となっており、45都道府県においてアドバイザーの皆様にご活躍いただいております。

また、アドバイザーは、CCUSのホームページの「説明会・サポート」のカテゴリーに連絡先等の一覧を掲示しています。各アドバイザーの皆様には、本来業務の傍らアドバイザーとして活動して頂いておりますので、そのことをご理解いただき、ご相談等していただければ幸いです。

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