CASE ①　建設労働者緊急育成支援事業  訓練修了生インタビュー

修了生 土屋 歩
昭和61年4月8日生 新潟県出身
ミツワ興業（株） 平成27年11月20日入社

訓練期間　平成27年11月11日～11月19日　9日間
訓練カリキュラム
平成27年度 第1回基礎杭作業員コース
基礎工事（杭打ち工事）の基礎を学ぶ
取得資格
玉掛け技能講習、基礎工事用機械の作業装置の操作業務に係る特別教育、低電圧取扱業務特別教育、アーク溶接特別教育

訓練参加のきっかけは？
高校卒業後、都内の専門学校（土木建設科）に通い、卒業後は3年間東京でボーリング調査の仕事をし、その後、地元の新潟に戻り3年間井戸を掘る仕事に就いていました。以前から基礎工事に興味があり、転職を考えてハローワークに行ったところ、この事業を知り参加しました。

訓練を受けてみての感想は？
訓練を受けて、全然知らなかった基礎工事の全体的なことがわかりました。就職支援の面では自分の希望した勤務地、職種等のミツワ興業に就職できたので訓練に参加して良かったです。

現在の仕事について
実際働いてみて、訓練を受けて得た知識や玉掛けの資格が役に立っています。現在は、重機による杭打ちがうまくいくよう下回りの仕事をしています。体を使うことは嫌なほうではありませんし、好きで入った仕事なのできつくてもやりがいを感じています。基礎工事は目立たずとも、社会資本を見えない部分で支える重要な仕事だと思っています。今はまだ職長についての仕事ですが、これからも頑張って資格取得にも挑戦しながらどんな仕事にもしっかり対応できるようになりたいです。
職場も皆さん良い人ばかりです。後輩には自分がわかる事は自分なりにアドバイスしています。今後は次へのステップに興味を持っており、今言われている仕事をしっかり覚えてまた違う仕事（今の会社で）をやっていきたいと思っています。

採用企業の声

ミツワ興業（株）
代表取締役 吉原 博氏

土屋さんについて　　　
土屋くんは真面目で将来を期待できる人材の一人です。仕事ののみ込みも早く、動きを見ていれば、技量がわかる。将来の幹部候補です。緊急育成支援事業で資格を持って就職しましたが、必要な資格はまだあるので数年がかりで取得を目指してもらおうと会社としても全面的に支援していきます。

緊急育成支援事業の訓練を受けての採用について
人材確保に関しては、苦労をしており、口コミや社員の紹介などの中途採用が主です。最近はハローワークに求職者が少ない状況です。そういった中で、訓練を受けて就職できるという面についてはとても良く、受け入れ企業にとっても助かります。
人口減少社会の中できちっと残っていける会社、一生懸命働いた人が良かったと思える会社となることを目標としています。

企業情報

本社所在地 ： 〒940-1146 新潟県長岡市下条町字清水田1188番地
従業員数 ： 62人
主な仕事内容 ： 土木工事の施工（主な工種は基礎工事等）
ホームページ ： http://mitsuwa-nagaoka.co.jp/