名建築のつくり方

名建築のつくり方
2023年7・8月号 No.550

洞窟のようなゴツゴツ壁、どうやってつくった?

イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当

世界から注目される日本の建築家の1人、石上純也氏。
これまでは細く薄い構造材や精緻な仕上げによる
繊細な空間で注目を集めてきた。
ところが、近作では一転、
原始的で力強い空間をつくり上げた。

House & Restaurant

  • 所在地 :山口県宇部市
  • 設計者 :石上純也建築設計事務所
  • 施工者 :アキタ建設
  • 延べ面積:195.41m2
  • 構 造 :鉄筋コンクリート造
  • 階 数 :地上1階
  • 竣工年 :2022年3月
Question クエスチョン 問題
洞窟のようにゴツゴツした壁面は、どうやって施工した?

1 土を掘った穴を型枠としてコンクリートを打設した。
2 伐採した木の樹皮を型枠としてコンクリートを打設した。
3 3Dプリンターを用いて型枠を使わずコンクリートを打設した。

答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎  

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