名建築のつくり方

名建築のつくり方
2024年5月号 No.558

複雑な木のボールトどうつくった?

イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当

SNSの一般投票で選ぶ第1回「みんなの建築大賞」に、東京学芸大学キャンパス内の「学ぶ、学び舎」(2023年竣工)が選ばれた。
SNS時代にマッチした“える”建築は、施工面でも最先端のデジタル技術を活用することで実現した。

学ぶ、学び舎

  • 所在地 :東京都小金井市貫井北町4-750-2
  • 設 計 :VUILD
  • 施 工 :アトリエ海
  • 延べ面積:295.90m2
  • 構 造 :鉄筋コンクリート造
  • 施工期間:2022年9月~2023年4月
Question クエスチョン 問題
巨大な葉脈を思わせる木質仕上げのボールトはどんなデジタル技術でつくった?

1 木材をいったんペースト状にし、3Dプリンターで整形した後に硬化させた
2 木材を3D加工機で小さなパーツに分けて加工し、人が手で運んで組み立てた
3 ざっくりした木の架構をつくった後、自動運転のロボットで表面を削った

答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎  

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