名建築のつくり方

名建築のつくり方
2022年12月・2023年1月 No.544

水面に立つ柱の下はどうなっている?

イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当

日本のモダニズム建築の先駆け、「神奈川県立近代美術館」。
「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」となった今も、往時の輝きを放ち続ける。
最大の見せ場は、平家池に面したピロティ。
水面に立つ柱の下は一体どうなっている?

神奈川県立近代美術館(現・鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム)

  • 所 在 地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53
  • 設 計 者:坂倉準三建築研究所
  • 施 工 者:馬淵建設
  • 延 べ 面 積:1575m2
  • 構  造 :鉄骨造
  • 階  数 :地上2階(一部中3階)
  • 施 工 期 間:1950年12月~1951年11月
Question クエスチョン 問題
水面に顔を出した岩の上に立つ鉄骨柱。水中はどうなっている?

1 岩の下部が水底まで続いている
2 鉄骨は吊り構造で、水中には何もない
3 鉄骨が水底まで貫通している

答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎  

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