連載

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2022年7・8月号 No.540

140個のカプセル、大きさはどう決めた?

イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当

「中銀カプセルタワービル」が姿を消す。
メタボリズム(新陳代謝)の思想を体現した建築として、建築家・黒川紀章の名を世界に知らしめた。
大胆な建設手法は、建設業界のみならずビジネス界にも影響を与えた。

中銀カプセルタワービル

  • 所 在 地:東京都中央区銀座8-16-10
  • 設 計 者:黒川紀章建築都市設計事務所
  • 施 工 者:大成建設(カプセル製作:大丸装工部)
  • 延 べ 面 積:3091.23m2
  • 構  造 :鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
  • 階  数 :地下1階・地上11階および13階
  • 竣 工 年:1972年
Question クエスチョン 問題
140個のカプセル型住戸は、何を手がかりに大きさを決めた?

1 完成した状態でトラックに載せて公道を走れる大きさ
2 折りたたんだ状態でトラックに重ねて載せられる大きさ
3 着脱式の車輪を付けて、レッカー車でけん引できる大きさ

答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎  

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