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「2020建設産業若者会議」を開催!
若者から建設産業の未来や魅力発信についての提言をいただきました。
建設産業人材確保・育成推進協議会(以下、人材協)では、令和2年2月2日、建設産業の未来や魅力発信に向けた提言を得る目的で「2020建設産業若者会議」を初開催しました。
会議には、宮城、山形、茨城、東京、静岡から建設企業で働く方、大学院生、大学生、専門学校生、工業高校生の10代から20代半ばまでの17名の方々にお集まりいただき、若い世代の多くの方にどのように建設業の魅力を発信していけば良いのか等をテーマに、意見交換を行いました。
会議は、同世代の皆さんが多く集まっていたこともあって、終始和やかなムードの中でも活発な意見交換が行われ、大変有意義な会議となりました。
参加者
・社会人作文コンクール入賞者及び応募した若年建設業就業者
・高校生作文コンクール入賞者他工業高校生
・建設業への就職を検討している大学生・専門学校生
・その他若年建設業就業者(建専連推薦) 計17名
※25歳以下の方々が参加
1 建設業の魅力ややりがいについて(若手入職者から学生へ)
既に建設業で働いている若手入職者から学生に対して、建設業の魅力などについてメッセージが送られました。
鉄筋はコンクリートを打ったら見えなくなるけど、完成した時は、やっぱり芸術的。コンクリートの中にそれが入っていると思うと誇りです。〈板橋 公平さん 技能職(鉄筋)〉
ずっと夢だったのが大工さんで。やりたかったことができていることが毎日嬉しくて。作業をしていて辛いこともあるんですけど、毎日楽しくやっています。〈小山 萌さん 技能職(大工)〉
人のライフラインを支えているのが、この業界のいいところで、やっていて良かったと思います。〈小林 翔さん 技能職(配管)〉
親や友達に「俺がここを作ったんだよ!」って言える。結果が目に見えて分かりやすいのが1番のやりがいだなと思います。
〈中道 健斗さん 技能職(舗装)〉
2 若い世代への情報発信について
若い世代に直接情報を届けるためには、どのような手法が効果的かというテーマで意見交換を行い、多くの意見が寄せられました。
ここでは、会議当日にいただいた意見の一部と、事前に参加者に実施したアンケート結果をご紹介します。
(1)若い世代への効果的な情報発信方法とは
- InstagramやTwitterなら手軽に見られる。
また、学校は信頼性があり、学校を通して得られる情報は安心感があるので、学校広報もいい方法だなと思っています。 - 建設業に関するYouTubeの動画がたくさんあることを全然知らなかったので、そこにどうやって若い人たちを持っていくかというのが、大切だと感じます。
- 私が現場監督を目指したきっかけは、卒業生の方の出前授業でした。実際に働いている人たちの話が一番心に残ると思うので、こういった取り組みを行っていったらいいと思います。