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FOCUS

FOCUS
2019年7・8月号 No.510

最新機材を活用し、好奇心をかきたてる民間勤め時代の経験が活きた実習を

■ 生徒たちの学びのモチベーションを、どのように引き出していますか?

一生懸命に打ち込める“何か”を作ってあげようと思いました。そこでまず行ったのが、第11回広島県高校生技能オリンピックの出場、さらには全国大会進出を目指した指導です。大会の約半年前に声かけをして有志を募り、放課後に練習。直前になると練習時間が足りず、「休みの日も練習したい」と生徒から積極的に声が上がることも。「一生懸命はカッコ悪い」という風潮がある中で、これは大きな変化だと感じました。広島県は強豪校が多く、残念ながら上の大会への進出は叶いませんでしたが、いい経験になったと思います。

そしてもうひとつ、学校の中で本気になれるものとして放課後に行ったのが、広島県教育委員会が実施する測量の技能検定に向けた勉強会。年に1度、級認定の賞状が発行されるのですが、これをもらうのがモチベーションになるという生徒がいました。だったら、その環境を整えてあげようと。技能検定は民間のコンサルタント会社から検定員を派遣しないと実施できず、これまで生徒たちは2時間ほどかけて広島市内まで行っていました。そこで前職の上司に相談し、今年は自校開催が可能に。昨年までは2、3名の受検だったのが、今年は10名まで増加しました。頑張っている生徒の姿が刺激になって、科全体に“一生懸命の輪”が広がるといいですね。

高校生技能オリンピックの「平板測量の部」に出場。当日はとても暑い日だったが、どの競技でも集中力を切らさず、精一杯頑張った

 

卒業生を業界へ送り出したい!

■ 先生の今後の目標を教えてください。

私の授業で土木・測量に興味を持った教え子に、業界へ就職してほしいですね。そうすれば卒業生をきっかけに企業とパイプができます。業界の現状をいろいろ聞くこともできるし、学校では購入が難しいような機材も生徒に見せてもらう機会もつくりやすくなり、いい循環ができます。そのためにも、「測量士補の資格を取りたい」など測量関係で頑張りたいという生徒には、私の経験を活かしてサポートをしていきたいと思っています。

(左)広島県職業能力開発協会が実施する「とび」技能検定の様子。 (右)同協会実施の「左官」技能検定

本校では土木以外の職に就く生徒も少なくありませんが、3年生には「府中東高校に通って良かった!」と思えるよう、社会に出てもしっかり頑張ってもらいたい

広島県立府中東高等学校

〒726-0021 広島県府中市土生町399-1
WEB:http://www.nc.takako-hs.gsn.ed.jp/

◎本誌記事の無断転載を固く禁じます。

 

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