特集

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2020年10月号 No.522

建設業における新型コロナウイルス感染予防対策取り組み事例のご紹介

新型コロナウイルス感染の広がりを受けて、国土交通省では「建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(令和2年5月14日(令和2年8月25日改訂版))」を策定しました。これは「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和2年5月25日変更)」(以下、対処方針)や新型コロナウイルスの感染症専門家会議の分析・提言等を踏まえ、事業者の建設現場やオフィスにおいて、建設現場等の実態に応じた感染予防対策を行う際の基本的事項について整理したガイドラインです。

建設業は社会資本整備の担い手であると同時に、災害時には最前線で地域社会の安全・安心の確保を担う「地域の守り手」として社会的使命を果たしていく必要があります。事業者は対処方針の趣旨・内容を十分に理解した上で、ガイドラインに示された「感染防止のための基本的な考え方」と「講じるべき具体的な対策」等を踏まえ、必要に応じて衛生委員会を開催し、建設現場等の様態等に考慮した創意工夫を図ることが求められます。特に、「三つの密」が生じやすいと考えられる建築工事の現場やオフィスにおいては、感染防止対策の徹底に注意が必要です。

次ページよりガイドラインの一部を抜粋し、建設現場における具体的な対策として、朝礼・KY活動における取組事例や、現場事務所等での業務・打合せに関する取組事例、感染者が確認された場合の対応など様々な取り組みをご紹介していますので、ご参照ください。

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