特集

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2019年12・2020年1月号 No.514

専門学校生&大学生の就職活動最前線

イマドキの学生はどんな就職活動をしているのか?専門学校と4年制大学では就職活動に違いはあるのか?
知っていそうで知らない、就職活動の“今”について、日本工学院八王子専門学校 山野大星副校長と、
広島工業大学 栗﨑真一郎教授に伺いました。

 

 学生と企業との“重要接点”に違いがあった! 

専門学校生にとって、夏休みや春休みを利用して参加するインターンシップの機会はごく限られています。そのため、卒業期の4月に開催される合同企業説明会までに、企業に接している学生はあまり多くはありません。合同企業説明会が初めての接点となるケースが多いようです。

 

 

大学生にとってのインターンシップは、授業カリキュラムの一環として単位認定される4週間以上のものと、単位は認定されない短期間のものと2種類。学生は業界・職種を知ることや、志望企業へのPRを目的とした1~5日間程度のインターンシップにより多く参加する傾向にあります。

 

 

 

 高校生に似た動き!?     

内定社数は !?          平均1

専門学校生の就職活動にとって、学校で開催される合同企業説明会は、いわば「お見合い」のようなものなので、1社ずつ選考を進めていきます。「1人1社制」の高校の就職活動と似ています。就職サイトなどを活用し、複数受験する学生は少ないかもしれません。

 

 1DAYも含めると9割が参加    

インターンシップ参加数          平均2

広島工業大学 栗﨑先生によると、同校学科の学生のおよそ9割が、インターンシップに参加しています(3年生ヒアリング/2019年10月時点)。そのうち7割は、2社以上の企業に行っており、ボリュームゾーンは2~3社。面接や受験するうえでのスタンス、心構えを教えてもらうと学生は満足度が上がるそうです。

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