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特集

特集
2019年11月号 No.512

女性技能者の活躍を推進!

 全鉄筋 女性就労調査アンケート 

全鉄筋女性活躍推進WGでは、会員企業で働く女性の実態を把握するため、女性就労調査アンケートを実施しました。(実施:平成30年9月 対象1,007社、回答720社(回収率71.5%))

会員企業で働く女性は1,881名、うち、現場や加工場で働いている女性は、276名で全体の14.7%となっています。

年齢階層別にみると、41歳~50歳が25.5%と最も多く、次に30歳以下20.4%、31歳~40歳が18.3%となっています。比較的若年層の就労者が多い特徴がありました。

また、鉄筋工としての実務経験年数別に見ると、5年未満が33.5%を占め最も多く、次に20年以上が31.4%、10年~15年未満が13.6%等となっています。若年層とベテラン技能者が最も多く、10年未満、15年未満、20年未満がそれぞれ5年刻みで10数%を占めています。

今回のアンケート調査では、現場・加工場で働く女性が276名と決して多い数とは言えませんが、ベテラン、中堅、若年層とバランス良い配置となっていました。また、全鉄筋工事技能者からみれば、0.9%にすぎませんが、職場環境の改善や鉄筋工事の魅力をきちんと伝えることができれば、女性技能者の比率はますます上がっていくものと思います。

 

 女性活躍推進WGリーダーのコメント 

 公益社団法人
  全国鉄筋工事業協会  常任理事
  女性活躍推進WGリーダー
  宮本工業株式会社
  代表取締役 宮本ゆり子 氏

現在、国土交通省は、完全週休二日制実施や残業の削減などの働き方改革や建設技能者の収入を押し上げるため、直近5年で約1.5倍に発注単価の引き上げを行っているなど、積極的に担い手確保・育成のための政策を推進しており、全鉄筋としても様々な取り組みを行っています。

このような中、各社とも若手鉄筋工の採用には力を入れています。日給月給から月給制にしたり、入社後、OJTや教育訓練制度を導入し安心して仕事に順応していける取組をしています。

鉄筋工になると、経験年数に従って、2級技能士を取得し、5年前後で職長に育成し1級技能士を目指していきます。さらには、管理職を目指して、登録基幹技能者の資格取得も推奨しています。その中で、まだまだ女性鉄筋工は少ないのですが、全鉄筋では「女性活躍推進WG」を立ち上げ、女性が働きやすい環境を作るにはどうしたらいいかと、検討しています。

採用後の教育訓練、結婚・出産・育児をするためのキャリアパス等の改革をして、男女問わず鉄筋工として建設現場で活躍していけるような職場環境の整備を行っていくことが必要だと思います。
男性の中でも、体力の個人差があるように、女性の中でも、個人差はあります。

もちろん、男女間でも差はあります。その差を工夫して埋めていく努力を1つの会社だけでなく、建物を建てるチームとしてやっていくことで、大きな問題ではなくなる事も多々あると思います。女性ならではの細やかな発想が必要な時もあるでしょう。そういった、お互いを認め合い、少しの優しさで女性が活躍出来る場所が増えるのと同時に、男性にも優しい現場になるかと思います。

「働きやすい環境整備」と言われる中で、男女差なく、すべての人に働きやすい環境をつくる事こそが、女性活躍の推進であり、若手入職、育成に繋がるのではないかと思います。

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