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特集

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2019年5月号 No.508

【鼎談】建設系専門学校の 役割と取組について

佐々木 求人の状況は想像以上に深刻ですね。それでも就職率100%というのは素晴らしいです。建築を学ぶ人の就職先はやはり建築系の企業ですか。

山 野 ほとんどがそうです。

佐々木 就職先を選ぶときの決め手になっているのは何だとお考えですか。

山 野 地元志向です。大手志向という人は2〜3割くらいで、それ以外は地元の建設会社、たとえば先輩が就職したところに行くという人が多いです。私の学校では地元の三多摩建設業連合会と協力して、合同企業説明会や現場見学会を開催するなどの出会いの場を用意したり、産業界の方に出前授業をしていただく活動をしており、それがきっかけで就職が決まることもあります。建設系の学生約300名のうち、三多摩建設業連合会の会員企業に30名ほどが就職しています。

佐々木 仲の良い先輩がいるから安心できるなど、人的な関係性が大きいのですね。就職先の検討時には処遇や待遇なども重要なファクターになっているのでしょうか。

山 野 建設系企業志望の学生は、最初から完全週休2日が取れるとは考えていないようです。それよりも先輩との関係を重視しているように見受けられます。

佐々木 なるほど。土木系の場合はいかがですか。貴校で独自に取り組まれていることなどがありましたら、ぜひご紹介ください。

鈴 木 私どもの学校では卒業生で組織する校友会(OB会)が全国に17支部あり、後輩の就職活動や学生募集活動に協力してくれています。また、地区担当制を実施しており、一般教員が地区担当として企業訪問をするなど、卒業生や各企業と密接な関係を構築しています。そのため企業側のニーズをきちんと把握したうえで学生に紹介していますし、それがUターン就職などにも対応しています。また、1年生の時点で合同企業説明会に出席させています。これは、学生に早い段階から企業を見る目を養ってもらいたいことと、建設業の説明会にたくさん若い人が来てメディアに掲載されると、建設業が人気だと伝わります。先ほどからお話ししているイメージ戦略の一環ですね。

佐々木 それはなかなかいい作戦ですね。マスコミに好意的に取り上げられれば、イメージもかなり改善すると思います。

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