特集
建設キャリアアップシステム本運用開始!
建設キャリアアップシステムは、本年4月より本運用を開始し、全国どこの現場でも技能者の就業履歴を蓄積することが可能になりました。
また、関係団体や事業者のご協力を得て実施した限定運用で蓄積した知見を踏まえて、引き続きシステムの安定運用をめざすとともに、手引きやマニュアル類の充実など利用者支援策を拡充して参ります。
本号では、現場・契約情報、施工体制の登録を中心に建設キャリアアップシステムの利用方法をご紹介いたします。
情報の登録、カードの取得
技能者の登録、カードの取得は、下記をご覧ください。
http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ccus/images/download/ginou_infotouroku_shinsei_a4.pdf
事業者登録は、下記をご覧ください。
http://www.kensetsu-kikin.or.jp/ccus/images/download/ginou_touroku_annai_a4.pdf
現場・契約情報と現場管理者の登録
事業者、技能者の登録()が完了した後、元請事業者による現場・契約情報の登録が必要となります(
)
。
①登録対象となる現場の考え方
工事規模や工種等に関わらず、すべての現場が登録の対象となります。規模の小さな現場や近隣の複数現場(リフォーム工事等)をまとめて1つの現場として登録することも可能です。また、1つの現場について解体と建築など複数の契約や工事がある場合は、1 つの現場に対して複数の「契約情報」と「工事情報」を登録することが可能です。システムでは、これらをあわせて「現場・契約情報」と呼びます。
②事業者の組織体制に応じて「管理者ID」を追加
現場・契約情報は、元請事業者の管理者I D を有する方が現場ごとに登録します。事業者は事業者ID登録時に発行される管理者I Dを使用し、運用に合わせて支店や営業所などの組織を設定(第三階層まで可)し、「管理者ID」を追加することができます。
③「現場管理者ID」の登録
現場管理者ID は、事業者に所属する各現場の管理者が、システムを使用するためのログインI Dです。各事業者の管理者I Dを有する方が、現場管理者を選定・登録することにより「現場管理者I D 」が付与されます。詳しい登録方法は「運用マニュアル第3 章」※をご参照ください。