名建築のつくり方

名建築のつくり方
2026年7・8月号 No 580

未知の極寒に耐え、簡単につくれる構造は?

南極昭和基地(第一次)

イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当

70周年記念の「大南極展」が開催されるなど、改めて注目を集めている南極観測。1957年2月に完成した最初の「昭和基地」は、未知の極寒の地に、最低限の施工労力で建設できるものが求められた。それはどんな構造・工法によるものだったのか。

概 要

  • 所 在 地 : 南極・東オングル島
  • 基本設計 : 日本建築学会南極建築委員会(浅田孝、吉阪隆正ほか)
  • 実施設計・製作 : 竹中工務店
  • 施 工 : 第1次南極地域観測隊
  • 階 数 : 地上1階
  • 延床面積: 4棟計178m2
  • 竣 工 : 1957年(昭和32年)
Question 問題
初代の「昭和基地」のつくり方で正しいのはどれ?

1 人が運べる重さの木質パネルを観測隊員が自分で組み立てた
2 軽量なCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のパネルを観測隊員が自分で組み立てた
3 折りたたみ式の鉄骨造ユニットを建設作業員が重機を使って組み立てた

答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎  

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