働き方改革への最終チェック

働き方改革への最終チェック
2023年6月号 No.549

労働時間削減①

取組事例

きっかけ きっかけは「働き方改革」

「働き方改革」がスタートをしたことで、労働環境の見直しをする必要があることを感じ、社内で業務改善プロジェクトチームを立ち上げました。このプロジェクトでは、最初にメンバーで目指すべき姿を検討し「大切な人に自慢できる会社」をスローガンに業務改善に取り組み始めました。

5S活動への取組

働きやすい職場をつくるために3S(整理、整頓、清掃)からスタートしました。まずは、プロジェクトメンバーが社内を巡回し、気になるところの写真撮影をして、その写真をみながら改善案を出し合うことにしました。「あまり考えすぎずに思い立ったら小さなことでもすぐに行動をする!」をテーマに小さな積み重ねを進めてきました。

パソコン勉強会

時間効率を上げていくためには、日常使用するパソコンのスキルをあげることも重要です。プロジェクトメンバーが講師となり、社内でパソコン勉強会を実施しました。最初はパソコンが苦手な人、いまさら聞けない人でも参加できるように「基礎編」からスタートしました。基礎編ではショートカットキーの使い方、メールをより簡単に使えるような勉強会を実施し、その後も継続的に勉強会を続けたことで一定の成果が出ました。

業務改善第2弾

業務改善をさらに推進するため①効率化チーム②5S・スキルアップチーム③仕組み化チームにわかれ、グループごとにテーマを決めて取り組みを実施しています。5S・スキルアップチームでは勉強会に参加した人には30分の整理整頓をお手伝いするチケットを発行することで、さらに勉強会の参加を促し、5Sの推進を図る工夫もしています。

まとめ
業務改善は大きな取組と考えるのではなく、小さなことの積み重ねが重要です。初めは整理整頓からスタートしましたが、職場の環境が整理されてくることで、社内の雰囲気が変化してきます。生産性をあげる手段としてまずは日常使うパソコンの基本操作やメールの活用方法を多くの社員の方が理解することで、会社としてのレベルが上がってきます。こうした取り組みの連続が良い習慣となり、確実に会社の風土を変えていきます。小さな取組でも積み重ねていくことが重要です。

 

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