働き方改革の定着に向けて
働き方改革の定着に向けて
2022年9月 No.541
労働時間の削減
- 木村くん
- 鈴木課長、今日の会議って俺も出席しなくてはダメですか?
- 鈴木課長
- 木村くんもメンバーなんだから当たり前だろ。
- 木村くん
- こないだ、社長に呼ばれて同じような打合せしたんですよねー。
同じことを何度話をしてもムダじゃないですか?
- 鈴木課長
- そうはいってもうちの会社の慣例なんだよなー。
- 高橋さん
- 確かに、社内には結構ムダな業務もあるかも。そうだ他の会社はどうしているか、先生に聞いてみましょう!!
~櫻井コンサルタント登場~
- 木村くん
- 先生、うちでは同じような会議をいくつもやっていてムダだと思うんですけど、他の会社はどうなんですか?
- 櫻井先生
- 木村くん、すべての会議がムダなわけではないけど、会議のやり方を見直す必要があるかもしれませんね。
- 丸山社長
- 先生、うちは全員が会議にでるのが慣例なんです。それに会議はコミュニケーションの場でもあるんですよ。
- 櫻井先生
- 社長、今後は『慣例』というものを考えた方がいいかもしれませんね。長時間労働の削減にむけては、小さな取組から時間を意識することを考えていかないといけません。
- 鈴木課長
- 確かに。1時間で終わらないもんなー。
- 櫻井先生
- そうです。会議の場合は、誰が参加をするのか? 何を決めるための会議なのか? どのような時間配分で行うのか? というルールを決める必要がありますね。
- 高橋さん
- 先生。実は社長からいろんな資料作りを頼まれるのですが、これも本当に必要なのでしょうか???
- 丸山社長
- 高橋さん、ちゃんと使ってるよ。
- 櫻井先生
- 社長、そうですよね。ちゃんと使ってますよね(笑)。
ただ、労働時間の削減には本当に必要な業務なのか? そして必要な業務であればどうやったら効率化できるか? ということを考えていかないといけませんね。
- 丸山社長
- 先生、何からはじめていいのかわかりません。
- 櫻井先生
- 社長、大丈夫ですよ。もう少し詳しく次のページで順番にご説明しますね。
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