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2019年3月号 No.506

しんこうTODAY 振興基金の活動報告

第23回 建設業経営者研修
~人手不足を乗り越えるための働き方改革とは~

2月15日(金)、本財団ビルにて開催した「建設業経営者研修」。全国から約60名の経営者、経営後継者、経営幹部の皆様にご参加いただきました。働き方改革関連法施行が4月1日と目前に迫る本年度は、「働き方改革」をテーマの主軸に据え、人手不足を乗り越えるためのさまざまなヒントについてご講演いただきました。研修会の概要をご報告いたします。

講演 1 建設業における働き方改革


株式会社アスミル アスミル社会保険労務士事務所
代表 櫻井 好美

ご存知の通り、今年4月1日、一部法律の改革が行われます。働き方改革関連法には、時間外労働の上限規制や月60時間超の時間外労働の割増率引上げなど様々な項目が挙げられています。建設業界ではその施行に一部猶予が与えられているものもありますが、すでに積極的に取り組まれている産業もあり、働き方改革は広く認識されています。働き方改革は、単に労働時間の短縮を求めているものではありません。本来の目的は、生産性を向上させること。そのためにもICTをうまく活用していかなければ、効率化を図ることはできませんし、労働時間を減らすこともできません。また今は少子高齢化の時代で、生産年齢人口の減少の影響で、採用は非常に難しい。そんな時代だからこそ、求人票がどのような見られ方をしているのか知っておいてほしいと思います。特に年間休日と残業をみなさん見ています。これは、法律をクリアしていることと、人材が集まる要件とはまったく別問題だということです。建設業は特殊な世界だからなんて言っている場合ではありません。働き方改革は実際に動き始めています。まずはできることから行動をしていきましょう。

研修参加者の声
  • 現在取り組んでいる、働き方改革への方向性が確認できました。
  • 働き方改革を社内で進めているが、外部へのPRについてはあまり意識したことが無かったので、新しい発見になりました。
  • 採用戦略を考える!をテーマにもっと話を聞いてみたいです。
  • 働き方改革は労働時間短縮に意識がいきがちだが、本来は生産性向上をいかにするか、である点を肝に銘じたいと思います。
  • 時代の流れを意識して、さらに実際に働く人の目線で話をして貰えて良かったです。今後の求人活動に役立てたいです。

講演 2 自分の働き方は、自分で考えた方が面白い


株式会社正治組
土木部部長 大矢 洋平

現場は今、「道具」と「常識」が刻々と変化しています。たとえば測量の機材が変わり必要な人員が減りました。VRや点群データを使えば、発注者・設計者・施工者が別々の場所にいても同時に一つのモデルのもとで設計でき、手戻りによる工数が減りました。常識は変わっていくものですが、私の中で20年間変わらないことがあります。それは、少ないエネルギーで目的を達成する方法を考えること。私の場合は工事の完成が目的ですが、常にベストな選択をしなければパフォーマンスよく達成できません。ベストな選択をするためには、ベストな道具を使うことも必要。そこで活用したのがクラウドストレージです。クラウドをメインで利用することで誰でもいつでもアクセスができ、資料などノウハウの共有がしやすくなりました。加えて活用したのはYouTube動画です。機材などの取り扱い説明や便利な機能の使い方を、社員に限定公開して共有しています。LINEとYouTubeを組み合わせて、現場の施工手順の動画をアップすることも。こういった道具を活用することで社員に余裕が生まれ、残業はほとんどありません。道具の使い方を工夫すれば、仕事はもっと楽しいものになっていくはずです。

研修参加者の声
  • ICTを利用することで、利益が確保できるという点が勉強になりました。
  • いかに少ないエネルギーで目標を達成するか、という点が自社の考えと重なっており、とても興味深い話でした。
  • 設備投資をしっかりとして、作業の効率化を図っている点が参考になりました。
  • 現場管理にLINEを使うのは、意外な盲点でした。若い発想で素晴らしい!
  • YouTubeを積極的に活用するなど、低コストでも労働環境が大きく変えられることに気づかされました。

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