建設産業女性定着支援ネットワークは、全国各地に組織され女性活躍を推進する団体の相互交流や情報交換、連携等を促すことにより、建設産業で働く女性の入職促進、定着を図ることを目的として平成30年度に始動しました。
現在、登録は37団体、構成人数は約4,500人にのぼっており、全国的なネットワークが構築されています。

ネットワーク設立の経緯

建設産業女性定着支援ネットワークの設立は、平成26年度に官民により「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」が策定されたことに端を発します。この行動計画では、「女性活躍」の推進には、全国的な地域ネットワークを構築し、地域や職種ごとに組織されている建設業団体や建設業で働く女性グループの取り組みを、全国にうねりとなって伝播し、広く根付かせることの重要性が指摘され、これを受けて平成30年12月に「建設産業女性活躍推進ネットワーク」が設立されました。（設立時の登録団体：全国25団体）

その後、令和元年度には、更なる取り組みの推進を目的に「働きつづけられるための環境整備」に重点を置いた「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画」が官民、そして建設産業女性活躍推進ネットワークにより新たに策定され、これを機にネットワークの名称も「建設産業女性定着支援ネットワーク」へと改称して、「女性の定着」をキーワードに掲げ、さらなる活動の充実を図っています。

ネットワークの主な取り組み

●全国大会

登録団体の交流や情報共有などを目的に全国大会を開催しています。令和3年2月にWEB開催された全国大会では、登録団体の活動発表や登録団体に所属する会員個人から寄せられた数々の悩みや相談にパネリストがお答えする相談会形式のパネルディスカッションを行いました。当日の模様はYouTubeでも公開しておりますのでぜひご覧ください！

https://youtu.be/YvZlBeHmakU

●建設産業女性定着支援WEB

建設産業の女性定着に関する情報やネットワーク登録団体の活動を網羅的に掲載しているポータルサイトです。全国大会の動画や取組事例集などもご紹介しています。

https://www.kensetsu-kikin.jp/woman/

登録団体一覧