特集
厚生労働省 建設労働者育成支援事業の実施状況~事業の概要・実績と訓練修了生等のコメントご紹介~
Ⅲ 広報及び就職支援体制の強化
本事業は、全国のハローワークと連携して実施しています。特に人材不足分野に対する支援を目的として「人材確保対策コーナー」を設置している104ヵ所のハローワークとは緊密な連携を図ると共に、訓練修了生の就職支援の強化等に応えるため、引き続き以下の取組みを積極的に推進しています。
1.効果的な広報活動の推進
①広報機関誌「建設業ウェルカム」の活用(4月、7月、11月の年3回発行予定)
訓練生の募集に当たり、令和3年度も全国の労働局、ハローワーク、建設業団体等へ配布(約800ヵ所)し、事業の周知方協力を依頼しています。なお、各拠点において、労働局及び各ハローワークを随時訪問し、就職支援を含め連携を深めています。
▲広報機関誌「建設業ウェルカム」
②ホームページを活用した広報の充実
求職活動中の方を対象として、様々な広報媒体(ポスター、ハローワーク用広報ツール、バナー広告、求人情報誌等)から募集ホームページへの誘導を図っています。
また、令和3年度はTwitterやInstagramなどSNSも活用し若年層の訓練生獲得にも力をいれていきます。
▲訓練生募集ホームページ
▲ポスター
▲ハローワーク用広報ツール
▲バナー広告
▲求人情報誌
2.職業訓練・就職支援体制の充実
①地方拠点の新設による訓練コースの拡充
令和2年度より(一社)北陸建設アカデミー内、(一社)全国クレーン建設業協会大阪支部内の2ヵ所に新たに拠点を設置し、土木、クレーン等の職種の充実を図り、建設業への入職を促進しています。
②求人企業・求職者情報のWEBによる提供
訓練修了者の採用を希望する企業には、ホームページに採用支援サイト「GET」(https://kensetsu-welcome.com/get/)を引き続き開設し、訓練修了者の求職情報を提示しています。また、訓練修了者だけが閲覧できる求人サイトには多くの企業情報を掲載し求人と求職のマッチングを行うなど、就職支援体制の強化を図っています。