特集

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2021年7・8月 No.530

厚生労働省 建設労働者育成支援事業の実施状況~事業の概要・実績と訓練修了生等のコメントご紹介~

Ⅱ 令和3年度の事業実施体制(令和3年度: 訓練参加者 年間400名目標、16拠点体制で実施)

令和3年度は中央拠点及び15の地方拠点で計50コースの職業訓練を実施する予定です。型枠大工、鉄筋、とび、杭工事、重機オペレーター、クレーン、塗装、内装、造園等幅広い職種を対象に、入職を促進するため、必要な基礎技能の習得や資格取得等、建設業への就職に結びつける取り組みを実施していきます。

令和3年度事業の実施体制(中央拠点・地方拠点の連携イメージ)

訓練生の募集

中央拠点では、地方拠点と連携の上、求職者を募集するため以下のような広報等を実施。
 ・ハローワークとの連携による募集、特に人材確保対策コーナーを設けている
  全国の104ヵ所と重点的に緊密な情報交換を図り、建設業関連の資料や動画などを提供。
 ・広報機関誌「建設業ウェルカム」を作成し、全国のハローワークへ配布
 ・ポスター、チラシ等の配布
 ・ホームページ、新聞、フリーペーパー、テレビCM、バナー広告等による情報の発信

地方拠点では、建設業団体と連携の上、ハローワークへの協力依頼、効果的な広報等を実施。

職業訓練の実施

中央拠点
 令和3年度はキャタピラー教習所(千葉)、高度ポリテクセンター(千葉)等において、重機オペレーター、
 躯体や左官の職業訓練をオーダーメイドにより4コース実施予定。
 更にドローンの職業訓練実施先として、利根沼田テクノアカデミー(群馬県沼田市)と併せ、計5コースを実施予定。

地方拠点
 地域にある既存の職業訓練校へ委託する方法や、地元の公共職業訓練施設等を借りて訓練を実施。

職業訓練カリキュラムの策定
 型枠大工、鉄筋、とび、杭工事、重機オペレーター、クレーン、塗装、内装、造園等。

就職支援

地方拠点設置団体をはじめ、本財団が連携している建設産業団体の会員企業を主な対象として就職支援を実施。
 訓練期間中に、訓練見学会、会社説明会、合同就職面接会等を開催。

ハローワーク等との連携強化により、建設業への入職を希望する方には、可能な限り企業とのマッチングに努める。
 ハローワークの相談員等の方々に訓練視察会を実施し本事業への理解に努める他、
 訓練生には就職面談時にハローワークへの求職登録を勧奨。

 

各拠点における職業訓練実施に際しての連携先(ネットワークイメージ)

 

令和3年度 中央拠点1カ所/地方拠点15カ所

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