名建築のつくり方
名建築のつくり方
2024年12月・2025年1月号 No.564
薄い鉄板をどうつなぎ合わせた?
イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当
床と壁がなだらかな自由曲面で連続する横浜港大さん橋国際客船ターミナル。
実は、国際公開コンペで衝撃を与えた当選案とは異なる構造形式で実現した。
当選後の検討の結果、薄い鉄板を用いた「折板構造」に変更。
鉄板の変形を防ぐため、通常の溶接を使わずに施工された。
横浜港大さん橋国際客船ターミナル |
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Question クエスチョン 問題 |
通常の溶接を使わずに薄い鉄板同士をどうつなぎ合わせた? |
1 | 重なりしろに鉄の鋲を打ってつないだ |
2 | 重なりしろに小さな穴を空け、ワイヤを巻いてつないだ |
3 | 重なりしろに強力な接着剤を塗ってつないだ |
答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎
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