建設キャリアアップシステム

建設キャリアアップシステム
2024年9月号 No.561

お役立ち連載 建設キャリアアップシステムを活用しよう! 第21回

貴方の経歴、活用しないともったいない
-経歴証明でレベルアップを目指しましょう!-

建設技能者の能力評価は、キャリアパスの明確化、技能に見合った処遇の実現などを趣旨・目的として、見習い相当のレベル1から登録基幹技能者等のレベル4までの4段階で評価するもので、CCUSに蓄積・登録された就業日数、保有資格、職長・班長の経験日数を評価対象としています。とはいえ、CCUSの本格運用は2019年4月からであり、それ以前から建設業に従事し、資格も経歴も有し、レベル3やレベル4の要件を満たしているにもかかわらず、CCUSに蓄積されたデータでは不十分な技能者はどうしたらよいでしょうか?

CCUS登録技能者であれば、所属事業者等による経歴証明書を活用して能力評価申請し、資格・経歴に応じたレベル判定を受けることができます。

入職後、レベル1からCCUSにデータの蓄積を始めて、レベル4のゴールドカードにたどり着くまで、早くても2,150日かかります。
データ蓄積前の経歴も、期間内に申請することで、能力評価の対象とすることができるので早期にレベル4を目指せます。

能力評価の結果を反映した手当の支給を実施、検討している事業者が増えつつあります。
この機会に、CCUSに登録し、レベルアップを目指しませんか?

 

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