名建築のつくり方

名建築のつくり方
2023年3月号 No.546

銀ブラの人を驚かせた施工時の工夫は?

イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当

銀座のシンボル、「三愛ドリームセンター」が60年の役割を終え、姿を消す。
賃貸しの合理性よりも広告塔で収益を稼ぐ──。
設計者のアイデアで実現した銀座らしい商業ビルは、完成前から歩行者の目をくぎ付けにした。

三愛ドリームセンター

  • 所 在 地:東京都中央区銀座5-7-2
  • 事 業 主:三愛
  • 設  計 :日建設計工務(現・日建設計)
  • 施  工 :竹中工務店
  • 構  造 :鉄骨鉄筋コンクリート造(5階~R階の床はPSコンクリート)
  • 階  数 :地下3階・地上9階・塔屋4階
  • 竣 工 年:1963年
Question クエスチョン 問題
建設中から話題になった三愛ドリームセンターの現場。正しいのはどれ?

1 円形の床を回転させながらガラスを取り付けた
2 途中階の床よりも屋上階の床を先につくった
3 円筒形の仮囲いに実寸の完成予想図を描いた

答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎  

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