特集
建設産業女性定着支援ネットワーク~働くすべての女性が「働きがい」と「働きやすさ」を実感できる、建設産業へ~
新規団体を募集しています!
建設産業で働く女性の入職、定着を推進することを主たる目的とした団体であれば、幅広く加入頂けます。ぜひ、加入をご検討ください!
●当ネットワーク加入のメリット
ポータルサイト上に無料で団体専用ページを開設可能
当ネットワーク主催等の意見交換会参加を通じた交流・情報交換が可能
事務局がパイプ役となって加入団体同士の連携を実現
●シンボルマークの紹介
昨年度、「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画」の柱の一つである「建設産業で働く女性を応援する取組を根付かせる」ことを目指し、この取組を広く業界内外のみなさまに知っていただくため、本ネットワークを象徴するデザインを募集しました。285作品の中から決定したこのシンボルマークとともに、建設産業女性定着支援ネットワークの輪を広げていくとともに、建設産業における女性定着促進のために今後も活動していきます!
●幹事長からのメッセージ
「女性定着」から多様な働き方を取り入れて柔軟で魅力ある建設産業をめざそう
建設産業女性定着支援ネットワーク 幹事長
須田 久美子
建設産業女性定着支援ネットワーク(以下、NW)の取組にご理解とご支援を頂きありがとうございます。お陰様で、登録団体47団体、約9000人(2023年12月現在)の女性とつながり、着実にNWにつながる女性を増やすことができました。毎年行うブロック意見交換会および全国大会を通して各登録団体の活動実績や課題の共有を促進した結果、登録団体同士の連携が生まれ、より多彩な次世代育成・魅力発信のイベント開催につなげることができました。
しかしながら、都道府県単位で活動している団体の登録は相変わらず厳しい状況です。2023年12月現在で、28/47=60%であり、建設産業で働く女性を応援する取組を全国に根付かせるために「都道府県単位で活動している団体のNWへの加入をすべての都道府県で目指す」という目標にはまだまだ道半ばと言えます。全国にはNWにつながることが出来ずに孤軍奮闘している女性達が沢山います。登録団体の力も借りながら未加入都道府県で働く女性達への働きかけを丁寧に行い、地域特有の課題を共有し、解決策を模索して参ります。令和6年は「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画(令和2年1月策定)」の振り返りの年であり、NWの活動で得られた全国各地の情報を行動計画見直しに反映していきたいと考えます。
今、若者達には多様な働き方を受け入れることができる柔軟な建設産業が求められています。体質改善、組織改革の第一歩として、NWにつながっている女性達の多様な働き方から、ヒントを掴んでは如何でしょうか? 「女性定着」の促進により地域建設業の労働環境改善が図られ、「女性定着」の実績により地域建設業の「働きがい」と「働きやすさ」の両立が社会に認められるのです。その結果として若者達の入職が増えて担い手不足が解消し、持続可能な魅力ある建設産業を実現できると思います。
今後とも、建設産業における女性定着の実現に向けた地道な活動を継続して参りますので、引き続きのご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
●問い合わせ窓口
建設産業女性定着支援ネットワーク事務局
(受託者:一般財団法人建設業振興基金 経営基盤整備支援センター 人材育成支援課)
電話 03-5473-4572
メール jyokatsu@kensetsu-kikin.or.jp