特集

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2023年7・8月号 No.550

建設労働者育成支援事業

事業概要

1. 建設労働者育成支援事業とは

(一財)建設業振興基金(以下、「本財団」という)では、令和5年度、厚生労働省からの委託を受け建設労働者育成支援事業を実施しています。本事業は建設技能労働者の確保・育成対策の一つとして、建設業への就業を希望する離転職者、新卒者、未就職卒業者を全国各地で募集し、職業訓練(座学・実技講習+資格取得)と就職支援を無償で行うものです。

本事業は平成27年度から令和元年度まで実施された建設労働者緊急育成支援事業(本財団が5年間受託)の後継事業で、令和2年度から3年間の時限措置として実施されましたが、更に令和5年度から2年間、実施が延長されました。

令和5年度は本財団内に中央拠点を設置するとともに地域の総合建設業団体、専門工事業団体等の協力を得て14の地方拠点を設置し、40コース以上の訓練を実施予定です。また訓練修了後は業界団体と一体となって訓練修了者の就職をバックアップします。

2. 事業目標

事業実施にあたり、厚生労働省より以下の事業目標が設定されています。

訓練参加者数:300名以上

訓練修了者数:訓練参加の90%以上

就職者数:訓練修了者の70%以上

令和2年度から令和4年度の本事業は本財団が受託し、3年間、いずれも事業目標を達成しました。

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