連載

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2018年6月号 No.499

HOPE クレーンオペレーター2年目。きっかけを与えてくれた高校の先生に感謝

新堀文也さん
1997年6月生
神奈川県出身
佐藤機工(株)

神奈川県立磯子工業高校の定時制を昨春卒業。クレーンオペレーターとしての活動が2年目に入った新堀文也さんは持ち前の明るいキャラクターを生かし、現場で連携が欠かせない職人との対話を重視している。最初から自分が駆け出しであることを包み隠さず話し、対話の中でオペレーターとして何をするべきかを聞き出し、現場での活動に反映させてきた。こうしたことを繰り返してきただけに、「職人の皆さんに育てていただいた」との思いは人一倍強い。
定時制に通っていた4年間、足場とびのアルバイトをしていた。卒業間近、担任の先生に必要な資格取得支援と就職支援をセットで行う「かながわクレーン塾」を紹介された。国の事業を活用したこの取り組みを知ったことが新堀さんの大きな転機となった。
2017年2月14日から3月15日まで1カ月間行われたクレーン塾の研修を経て、玉掛け技能、大型特殊免許、移動式クレーン運転士など、クレーンオペレーターとして欠かせない資格を取得。これらに加え、名刺の渡し方やコミュニケーションの取り方などのマナー研修を受けたことが、実社会に飛びだそうとしていた自身にとって有益な知識となった。
もともと苦手ではなかったというコミュニケーションにマナーが加わったことが新堀さんにとって強みとなり、1年目からオペレーターとして指名が掛かるようになった。
自分が携わった仕事が形として残る。それを喜びに感じ、時にふらっと現場を見に行くこともある。これからも所属する佐藤機工株式会社(横浜市金沢区)の大平道成社長の下でオペレーターとして腕を磨き、オリンピック競技施設のような大規模現場にも携わりたいという夢を描く。
きっかけを与えてくれた担任の高崎先生は、既に出身校を離れてしまった。卒業式と研修が重なり、最後のあいさつをできなかったことが何よりの後悔。誌面を通して感謝の気持ちが伝わればと最後に一言。
「先生、ありがとうございました」

※写真は母校の出前授業にてクレーンオペレーターの1日(自らの経験)を語っている姿

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