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連載

連載
2018年5月号 No.498

HOPE 自分の作ったものが自分で見える だから建設の仕事に戻ろうと思った

小河原知也さん
1988年9月生
山梨県出身

建設労働者緊急育成支援事業の建設多能工コースで学ぶ小河原さん。建設業を営む大工の父親に憧れ、中学生の頃から、将来は自分も独立してやっていきたいと考えていた。一人でやっていくためには、経理も自分でできなければと思い、高校は商業科を選んだ。卒業後は家業の建設会社に就職したものの、当時は想像した以上に3Kだったこともあり、わずか1年で退職。その後、ふと訪ねた母校の先生から非常勤講師をやってみないかと誘われ、短大の通信コースに通った後、非常勤講師として4年間勤務。非常勤講師は夏・冬休みが自由なため、夏は富士山でツアーガイド、冬は雪山でスノーボード三昧という生活を送っていた。
非常勤講師の任期満了後は、工場で製造ラインの仕事に就いた。職場には不満がなかったものの、自分のつくったものがどこに流れていくのか、どこに使われているのかわからない事に物足りなさを覚えた。
そんな中、昔からやりたかった大工に戻ろうと思った。大工の仕事をしてみたが、同じ18歳から始めた人と横並びになったとき、自分には何も資格が無いことに気づいた。30歳を前にして、そろそろ落ち着こうと思ったし、将来を見据えて動かなくてはいけないと考えていた。そんな時に、たまたま見ていたインターネットで建設労働者緊急育成支援事業のバナーを見つけ、建設業でニーズの高い14の資格が取得できるということを知り申し込んだ。今年1月末に入校し、43日間にわたる訓練に励んでいる。「大工の経験があるので知っているつもりになっていましたが、プロの講師の教えに、改めて正しい方法を学ぶことができました。少しは腕が上がったかなと思っているところです。」と小河原さん。訓練修了後は、建設業に就職して腕を磨きながら、いずれは独立したいという夢も持ち続けている。「自分が住んでいる街に、自分が建てたものがあるっていいですよね。」と一度は離れたけれど、建設業に戻ってきた小河原さん。夢への再挑戦が始まった。

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