名建築のつくり方

名建築のつくり方
2025年12月・2026年1月号 No 574

傾いた膜屋根をどう膨らませた?

東京ドーム

イラスト・文:宮沢洋
画文家、編集者、BUNGA NET編集長。1967年生まれ。2016年〜19年まで建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長。2020年4月から編集事務所Office Bungaを共同主宰。書籍「建築巡礼」シリーズのイラストを担当

1988年に開業した「東京ドーム」は、日本のドーム球場の先駆けだ。現在も国内で唯一の大型エアドームである。半透明の屋根は軽そうに見えて、全体では約400トンの重さがある。しかも、微妙に傾く。
どうやってこれを設置したのだろうか。

概 要

  • 所 在 地 : 東京都文京区後楽1-3-61
  • 設 計 : 日建設計、竹中工務店
  • 施 工 : 竹中工務店
  • 延べ面積: 11万6932m2
  • 構 造 : ケーブル補強空気膜構造(屋根)、鉄骨鉄筋コンクリート造・一部鉄筋コンクリート造(下部)
  • 階 数 : 地下2階・地上6階
  • 竣 工 : 1988年(昭和63年)
Question 問題
東京ドームの膜屋根は、どうやって膨らんだ状態にした?

1 照明など屋根から吊る設備を取り付けたうえで、しぼんだ状態から空気で膨らませた
2 膜屋根だけをしぼんだ状態から膨らませ、微調整しながら照明などの設備を吊り下げた
3 フィールド内に総足場を組み、膜材や設備も上部で取り付けたうえで、膨らませた

答えは次のページ!▶︎▶︎▶︎  

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