連載

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2017年12・2018年1月号 No.494

HOPE 建設業にチャレンジ! “女性だからこそ”の特性を活かして

 

有川しおりさん
大阪府出身

岩田舞夢さん
愛知県出身

三田建設技能研修センターで平成29年8月29日~10月6日の33日間にわたり開講した「第1回女性限定 重機オペレーターコース」には、全国から30名が応募。選考・面接を経た10名の女性が参加しました。女性同士とあって、互いに協力しあいながら、和気あいあいとした雰囲気の中で訓練が進められました。
長年、製造業で働いてきた有川しおりさんは、「女性だから」という理由で手掛けられない仕事があることを悔しく思ってきたと言います。そんなとき、ふと目にした求人誌に掲載されていた「女性限定 重機オペレーター」という文字が目に入ってきました。「建設業についてまったく知識はなかったのですが、女性限定を打ち出しているのだから、建設業界は女性を受け入れてくれる体制が整っているのだと思い『女性もやっていいんだ』と心にグッときたので、すぐに応募しました」と有川さん。
実際に訓練が始まってみると、「女性だからこそ」の特性を活かせる仕事だという思いを強くしたと語ります。今後については「今回取得した資格を自分のスキルとして活かせるように活躍したいと思っています」との答え。そして、「『私のような年齢でも、新しい事にチャレンジしてもやっていけるよ!』と少しでもほかの人の希望になればいいし、なにより、いつか私も誰かの先輩になりたいというのが夢です」と、明るい笑顔で話してくれました。
受講者の岩田舞夢さんは、小さい頃から、お祖父さんが営む建設業に興味を持ち、「いつか自分もやってみたい」と思っていたそうです。しかし、昔気質の職人だったお祖父さんからは「女にはやらせない」と言われ、いったんは医療の道に進みますが、情熱が持てず断念。そんな中、昨年開講された千葉県の「女性限定」コースを知り、女性でも資格をとって建設業で働くことができる、ぜひ自分もチャレンジしてみたいと応募しました。「重機への憧れがあるので、屋外で大きな重機を動かして活躍したいと思います。今後はもっと勉強しいろいろな資格を取得して、将来は現場監督になりたいです」と話す岩田さん。女性限定コースだからこそ、一緒に協力し合える同性の仲間がいることが心強い、と話してくれました。

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