平成31年4月より建設キャリアアップシステムの本運用がスタートしました。令和元年11月～12月に、宮城県仙台市の2つの現場で実際にどの様な運用をしているかを見学するイベントが開催されましたので、その模様をご紹介します。

開催日 ： 令和元年11月8日（金）
場所 ： 泉パークタウンの住宅造成工事現場
主催 ： （一社）日本建設業連合会東北支部、国土交通省東北地方整備局

この企画は、発注者の三菱地所(株)、パナソニックホームズ(株)、関電不動産開発(株)、元請け事業者の大成建設(株)、関係専門工事業者の皆様のご協力の下、行われました。

現場管理者が実際に建設キャリアアップシステムにログインし、現場の基本情報、施工体制登録事業者一覧、施工体制登録技能者一覧、就業履歴月別カレンダー等の閲覧画面をスクリーンに投影しながら説明があり、参加者からは必要な技能者・事業者情報や施工体制・作業員名簿の登録をしておけば具体的な画面を閲覧でき、簡単に内容を確認できる事がわかったとの声がありました。

開催日 ： 令和元年12月5日（木）
場所 ： 仙台市立小学校校舎の増築工事現場
主催 ： （一社）宮城県建設業協会

(一社)宮城県建設業協会主催により、仙台市立小学校校舎の増築工事現場において開催されました。システムの制度概要や具体的な取組について、元請け事業者の(株)橋本店と下請け事業者の(株)太洋工業より説明があり、先導的な取組を目にする貴重な機会となりました。

発注者の仙台市教育局学校施設課の担当官や東北地方整備局建政部の方々も参加し、地元建設業界のみならず発注者、行政とが連携して技能者の処遇改善等に取り組む意気込みを感じました。

１　1級建築・電気工事施工管理技術検定試験

２　2級建築・電気工事施工管理技術検定試験

３　申込方法

願書購入（受検申請書）による書面申込、または、インターネット申込

• インターネット申込ができる方は、所定の要件を満たした方のみです
• 前年度学科試験合格者の書面申込は、専用願書（受検申請書）による申込となります
• 2級試験の書面申込は、申込区分により願書（受検申請書）が3種類に分かれています（申込区分：“学科のみ試験”、“学科・実地試験”、“実地のみ試験”）

詳細はこちらをご覧ください ▶︎ http://www.fcip-shiken.jp/

（一財）建設業振興基金　

本財団では平成27年度より、業務上関係のある建設業団体職員の資質の向上、職員間の交流促進、情報交換や研鑽等を目的として標記研修会を開催しています。本年度は令和元年12月5日（木）から12月6日（金）の二日間に開催しました。1日目は、本誌にて平成30年9月から令和元年9月まで働き方改革をテーマに連載いただきました手島伸夫先生、廣津栄三郎先生に【働き方改革の理論と実践】をテーマにご講義いただき2日目はみなとみらいイノベーションセンター（戸田建設(株)施工）の建設工事現場の見学を行いました。全国から集まった参加者からは、「建設業での働き方改革について考える良いきっかけになった。協会の業務・活動で活かせる講義内容で、とても勉強になった」(講義)「この様な現場を中学生に絶対みせるべき！建設業に進む若者が増えるはず！CCUSやAIの導入で今後の現場がどのように変わっていくのか大変興味深い」（現場見学）等の感想をいただきました。

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