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2019年12・2020年1月号 No.514

しんこうTODAY

振興基金ブースも登場!
「建設業の紹介」や「建設キャリアアップシステム」をPR

(一社)長野県建設業協会と長野県建設部は、令和元年11月16日(土)に、長野駅コンコースにおいて、親子、学生など幅広い方を対象に、土木の大切さや建設産業をPRする「土木の日」イベントを開催しました。

イベントでは、建設産業の重要性についてわかりやすく説明したパネル展や、専門学校と連携したポスターコンテスト等の実施、また、オリジナル缶バッジ制作やミニショベルカーでのお菓子すくいなどの親子で楽しめる体験ブースも数多く登場し、多くの人で賑わいました。

 

長野駅コンコース前に登場した「土木の日」イベントブース。多くの人が足を止め、展示パネルに見入る方や、体験ブースで楽しむ親子連れで賑わうなど、大変盛況でした。

 

デザイン専門学生による土木の日ポスターコンテストが開催され、優秀作品の制作者には、長野県建設業協会の会長、青年部会長、女性部会長からそれぞれ表彰状が授与されました。

 

本財団も「建設業の紹介」や「建設キャリアアップシステム」をPRするブースを出展し、学生や親子連れの方には、若年者や子供向けのパンフレットを配布して建設の仕事やその役割についての説明を行い、主に建設業で働いている方に向けた「建設キャリアアップシステム」の展示では、システムの説明に熱心に聞き入る人の姿も見られました。また、就業履歴登録アプリケーション「建レコ」体験ブースでは、実際に建設キャリアアップカードをカードリーダーにかざして就業履歴が登録される模様が体験できるとあって、来場者の方々も興味津々といった様子でした。

 

(一社)茨城県建設業協会では、担い手確保・育成及び女性技術者の活躍支援等を目的とし、令和元年9月に女性部会『建女ひばり会』を設立しました。

今般、令和元年12月3日(火)に第1回目の活動として、建女ひばり会会員や国土交通省・茨城県土木部の女性職員など計41名が参加し現場見学会、意見交換会(行方市内)が開催されましたので、その模様をご紹介します。

H30東関東国道354号跨道橋下部工事(株式会社新井組)の現場を見学。参加者からは「若い女性が現場代理人として活躍する姿に希望を感じる」など、多くの感想が聞かれました。

意見交換会では、現場で1番気をつけている点は何か?という質問に対し、「とにかくコミュニケーションをとり、男女が助け合える関係を築く事」など活発な意見が飛び交いました。

参加者からは「このような会が設立される日が来るなんて、数年前までは想像もできなかったこと。これからは行政も巻き込んでもっと積極的に活動をしていきたい」「女性がではなく、女性も働きやすい現場にしていくことが結果としてみんなが働きやすい環境になるのではないか」などの声が聞かれました。

 

 一般社団法人 茨城県建設業協会 女性部会「建女ひばり会」 会長
 柳瀬 香織氏(海老根建設株式会社)

今回、「建女ひばり会」発足後、最初の取り組みとして現場見学会、意見交換会を実施しました。多くの会員に参加いただき、とても嬉しく思っています。当会では令和2年1月より協会12支部の幹事と協力し、これから入職する人から既に働いている人まで、それぞれに対応した幅広いロールモデルの作成を予定しています。建設業以外の方々にも現場で働く女性のことを知ってもらいたいですし、建設業で働く女性達には、同じ立場の人を知ることで心強くなるのではないかと思っています。また、昨今では、業界のイメージが良くなってきていますが、若い子が入職を希望しても親御さんが反対することがあります。そのイメージを払拭するためにも、当会では親御さんを巻き込んだ活動をしていきたいと思っています。

 

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