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2025年12月・2026年1月号 No 574

年頭所感

一般財団法人建設業振興基金理事長 谷脇暁

明けましておめでとうございます。

2026年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

建設産業を取り巻く状況は、深刻化する担い手の確保・育成の問題や高止まりしている建設資材価格の問題など、依然として厳しいものがあります。

そのような中で、昨年末には改正建設業法が完全施行され、一連の第三次担い手3法がすべて施行されました。適正な契約や工期の確保など、取引環境の健全化に向けた制度が本格的に動き始め、中央建設業審議会においては標準労務費の基準が作成され、その実施が勧告されるなど、担い手の処遇改善と賃金の適正化に向けた仕組みも整備されました。これらは、地域の暮らしや社会を支える建設産業の持続可能性を高めるための重要な転換点であり、今年は、そのような仕組みが効果的に運用され、定着していくことに大きな期待が寄せられています。

また、技術革新の波も加速しています。AIの利活用をはじめとするデジタル技術の進展により、建設現場やバックオフィスにおけるDXが進み、業務効率化や生産性向上、長時間労働の是正や週休2日などの働き方改革の推進にも大きく寄与しており、建設産業の社会的重要性の観点からもこうした動きは今後さらに加速していくと考えています。

本財団は、建設産業の振興を目的に掲げる法人として、多くの建設産業団体や関係機関の皆様とともに、建設産業の諸課題に対応するべく、建設産業人材確保・育成推進協議会の運営や建設キャリアアップシステム(CCUS)の運営をはじめとする担い手確保・育成事業、建設産業団体や建設企業の経営基盤を強化するための経営改善支援や情報化推進支援、債務保証等の金融支援、建築及び電気工事施工管理技術検定や建設業経理士検定などの検定事業、監理技術者講習や建設業経理士CPD講習などの研修・講習事業など、多岐に亘る事業を展開しております。さらに、建設産業におけるデジタル化、DXを後押しするために、バックオフィス業務におけるDX推進への支援を行なうなど、建設産業の動向に応じた新たな事業にも積極的に取り組んでいます。

本年も本財団は、業界の動向やニーズを的確に把握し、迅速かつ柔軟に対応することで、建設産業の持続的な発展と振興に貢献してまいりますので、皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、皆様方のますますのご健勝とご多幸を祈念するとともに、建設産業のさらなる飛躍を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

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