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2018年3月号 No.496

Pick Up! 全建協連ユニフォームデザインプロジェクト発表会 デモンストレーション 開催

2月15日、全国建設業協同組合連合会(全建協連)は、建設産業界のイメージ向上を目的に、東京モード学園と共同で「ユニフォームデザインプロジェクト」作品発表会を開催した。審査委員にとって、そしてファッションを学ぶ学生たちにとっても様々な新しい発見があったようだ。

発表会のキャッチコピーは「自信と誇りを着る」。7月に募集を開始し497作品の応募が寄せられた。その中から11月に開催された最終審査において、メンズ・レディース部門の最優秀賞と優秀賞計6作品が選出された。受賞作品は、エムシーアパレル(株)(ミドリ安全)によりデザインに忠実な試作品が製作され、学園内のホールにおいて発表された。

藏谷伸一副会長と試作品を製作したエムシーアパレル(株)部長の佐古かがり氏による講評の様子

レディース部門の最優秀賞に輝いたのは、ファッションデザイン学科2年の鈴木茜理さんの作品。赤をベースカラーに、シンプルで着やすく、左右非対称のディティールに凝ったデザインが高評価を得た。「派手すぎるかな? と思ったりしたこともありますが、実際にサンプルを作っていただくとちょうどよい雰囲気になった」と満足した様子。メンズ部門の最優秀賞となった同学科2年の森美哉子さんの作品はレーシングスーツのように、肩や腕に切り替えを作ったデザインが評価された。「自分のデザイン画がプロの手で試作品として作ってもらえるのは新鮮な体験」と、プロジェクト参加の醍醐味を語った。
発表会では、学生モデルが舞台の上を自由に歩き、服の魅力をアピールするランウェイが行われ、さらに安全帯をつけた状態や、ポケットに野帳やスマートフォンを入れることができるか実用的な機能も試すなど、会場は真剣ながらも温かい雰囲気で盛り上がった。協賛団体、審査委員として挨拶した本財団の内田理事長からは「働く技術者や職人達への熱い思いをユニフォームに込める、今回の取組みが社長さん達にそう考えてもらうきっかけになれば」と語り、今後の展開に期待を寄せた。
全建協連の青柳剛会長は「できることから何かをはじめ、業界の魅力アップに貢献することが求められている」とし、このイベントを1回限りのものとはせず、人材不足の解消に業界全体で様々な角度から取り組んでいくことを強調した。

全建協連 青柳剛会長

 

レディース部門最優秀賞(デザイン:鈴木茜理さん)
圧倒的な配色が好印象。このまま町を歩いても違和感のないスポーティなデザイン

 

メンズ部門最優秀賞(デザイン:森美哉子さん)
落ち着いた色合いと、斬新な切り替えがスタイリッシュ。リアルワークウェアとして使えるという評価。

 

レディース部門優秀賞(デザイン:榊莉奈さん)
取り外しできる円形ポケットやロールアップするとボーダーが現れる裾や袖もポイント

(デザイン:石神りささん)
女性らしいシルエットと配色が特徴。肩の稼働に特殊プリーツを採用した点など機能も高評価

 

メンズ部門優秀賞(デザイン:荒木絵利加さん)
腕部分にはプリーツをデザインの中に巧みに取り入れるなど機能性を重視

(デザイン:唯野礼菜さん)
襟の中にフードが格納できるなどアイデアも満載

 

全建協連役員も日頃のユニフォームを着て記念撮影

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