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2023年4月号 No.547

建設業で働く女性のためのユニフォームデザインプロジェクト

平成30年度に開催したユニフォームコンテスト「自信と誇りを着る」から5年が経過し、建設業界で働く女性が徐々に増えるとともに、業界内での女性活躍の場も広がりつつあります。このような背景から、全国建設業協同組合連合会(青柳 剛 会長)では「建設業で働く女性のためのユニフォームデザインプロジェクト」と称して、「かっこいいをカタチに」をテーマとし女性用ユニフォームを学生の皆さんと考えようというプロジェクトを企画しました。

オリエンテーションから公開審査まで

令和4年7月にオリエンテーションを開催。同学園の学生に対し、建設業界の現況やプロジェクトの募集要項、自由かつ斬新な発想で作品を求める旨を資料に基づいて説明。学園内での予備審査を経て、10月、審査会を開催。12作品を選出して次のステージである公開審査会で最終審査を実施することが決定。 同月、12作品をデザインした学生によるプレゼンテーションを開催。時折、会場内から笑い声も出る和やかな審査会となり、会場は大いに盛り上がり、審査の結果6作品が入賞を果たしました。

入選作品発表会

公開審査会で入賞した6作品をミドリ安全㈱の協力のもと、ユニフォームの試作品を製作し、その発表会を東京モード学園にて開催。青柳会長からは「建設業の新3K(給与・休暇・希望)に「かっこいい」を加えたかたち・新4Kを積極的に広げていこうと思っている。このプロジェクトを通じて一緒に建設業のことを考えてくれ、身近なユニフォームで表現してくれた会場の皆さんに感謝します」との挨拶がありました。その後、東京モード学園が演出を手掛けたショーが始まり、ユニフォームを着用した同学園の学生モデルと入賞作品をデザインした学生が会場内のランウェイを歩き、会場は大きな拍手で包まれました。

8か月間にわたるプロジェクトは盛会の内に終了し、女性が活き活きと「かっこよく」働いている業界へと変貌を遂げている建設業界の魅力へのアピールに対して伴走できたのではないかと考えております。
今後も業界のイメージアップに資する取り組みに尽力して参ります。最後に本プロジェクトにご支援・ご協力を賜りました関係者各位に厚く御礼を申し上げます。

 

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