特集

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2025年11月号 No 573

建設キャリアアップシステム

システム等連携で事務処理を効率化、負担軽減

CCUSは、建設事業者や建設技能者が関わるシステムや業務との連携で、事務処理の効率化、負担の軽減を図ることに取り組んでいます。

〜建退共電子申請方式とのデータ連携を自動化〜

建退共の電子申請方式とCCUSの一括作業方式によるデータ連携について、従来からの手動連携に加え、自動連携を行うことも可能となりました。CCUSの「建退共連携設定」での選択機能です。

建退共・CCUS自動連携イメージ(元請一括作業方式/一次下請一括作業方式)

〜安全書類出力機能の機能追加〜

安全書類出力機能に、元請として必要な「一号特定技能外国人建設現場入場届出書」の出力と、「作業員名簿」への業務区分データ反映を追加しました。なお、CCUSの次期システムでは、国交省の外国人就労管理システムとのAPI連携を予定しています。

業務区分は、「土木」「建築」「ライフライン・設備」の3区分。2022年に従前の19区分から再編。

出力できる安全書類

〜登録基幹技能者データベースとの連携で情報の自動更新〜

登録基幹技能者がCCUSの新規または変更の登録申請をする際に、登録基幹技能者講習修了証に記載されている「修了証番号」を入力すると、 登録基幹技能者データベースから、修了証番号に対応する登録基幹技能者情報(種目、修了年月日、有効期限年月日)が申請画面に自動で反映されるとともに、それ以降は自動で更新されるようになり、「講習修了証の添付」も不要となりました。

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