連載

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2017年10月号 No.492

KALEIDOSCOPE 今どきの工事現場は ユニーク&かわいいがキーワード!? かわいい工事現場

最近の工事現場はかわいらしいキャラクターをあしらったバリケードや照明器具などを使っている現場が多く見られるようになり、これまで殺風景な印象が強かった現場の風景がガラッと変わってきています。その種類も動物やゆるキャラ、おじぎガードマンなどさまざま。
こうした製品を利用する理由と効果についてこれらの製品を開発した2社にお話をうかがいました。

キャラクターバリケード
セフテック株式会社〈アヒルガード・カッパガード〉

かわいい工事現場の火付け役といえば、キャラクターバリケードともいえるでしょう。建設現場保安用品の製造販売・レンタルを行うセフテックは、同社オリジナルのキャラクターバリケードとして「アヒルガード」「カッパガード」を開発しました。

カッパガード

「これまでバリケードは主に鉄製でしたが、樹脂製のものが開発され、軽量になっただけでなく、成型もしやすくなりました。そこで、社内公募を行い、さまざまなデザインを検討しました。かわいいだけでなくバリケードとしてもきちんと機能しないといけませんから、左右対称で倒れにくく、かつ視認性が高いものということでこのデザインになっています」(取締役・営業本部副部長 美田昌宏氏)
同社では主に学校の工事現場や長期にわたる現場、人通りの多い現場での引き合いが多いとのこと。「こうしたキャラクター用品があると注意をひきやすいですね。バリケードは通行人だけでなく、車などから現場の作業員を守るという大切な役割があります。簡易に設置・撤去ができること、そして安全を守るということを基本に現場からの要望に応えていきたいと思います」(美田氏)。

アヒルガードは2種類あり、青は九州限定。色が濃い分、反射シートを追加している。「子どもにも好評です」と美田さん。

デザインバルーン(投光器)
ヤンマー建機株式会社〈ライトボーイ〉

夜間の工事現場の安全は明るさです。ヤンマー建機では、従来のバルーン投光器だけでなく、キャラクターをあしらったデザインバルーンを取り扱っています。

たるのんべえ

ダンプカー

たるお祭りはっぴ

「真っ白いバルーンだけではつまらない、という工事現場の人の声をきっかけに社内でデザインを検討し、試作を何度も重ね、2002年から発売しています。デザインバルーンは夜間工事現場のイメージアップということだけでなく、やはり歩行者や通行する車両の目を引くので注意を促しやすいです。特に道路工事で問題になるのは渋滞です。しかし通行される方の反応を聞くと、キャラクターのかわいい灯りを見ると許せるという声もいただいているようです。また現場作業員の方からは、殺伐とした現場が一気に和やかになるという声も聞かれます」(営業企画部)。なかでも「たるガードマン」は“たる”で照度も確保しつつイメージアップができることで、出荷数が多いとのこと。そのほか、用途次第でさまざまなバリエーションも可能ということで、お祭りや献血会場などでも使われています。

たるガードマン。たる部分の文字はオーダー次第で自由に入れられる。

 

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