歴史資料

温故知新 ダイナミックな曲線美|江戸橋JCT

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 昭和三十八年(一九六三年)、日本の国道の起点である東京・日本橋に、首都高速道路江戸橋JCTが開通した。東京オリンピック開催までの限られた時間の中、河川や道路上の高架を利用して建設されたことにより、翌年には都心から羽田空港までの時間短縮を実現した。現在も首都圏の社会・経済活動を支える大動脈として機能している。
 当初の江戸橋JCT建設における計画では、上下三層構造、橋脚一〇〇本が必要とされていたが、橋脚を多く立てることによる日本橋川の氾濫は避けられなくなった。そこで、ビル建設の技術を応用し、梁を渡してその上部に建物の骨組みを形作る鉄骨を載せた構造を取り入れたことにより、強度も増し、橋脚の本数を抑えることができた。首都高速は、技術者が連携し、世界をうならせた日本のものづくりの象徴であった。
 開通から五十年、大橋ジャンクションの完成により山手トンネルと三号渋谷線がむすばれた。来年に向け完成間近の首都高ネットワークに期待したい。

正式名称/江戸橋ジャンクション
所在地/東京都中央区日本橋小網町19-7地先
設計・施工/首都高速道路公団
竣工/1963年(昭和38年)

 

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