人材確保・育成

FOCUS

建設産業担い手確保・育成コンソーシアム 地域連携ネットワーク構築支援|地域ぐるみの取組を応援します!

(一財)建設業振興基金 理事長 内田 俊一
全国高等学校土木教育研究会 会長
茨木県立勝田工業高等学校  校長 市村 恵幸

 

 多くの若者は、仕事にやりがいを求め、才能を活かして自分が活躍することを望んでいます。現状では、せっかく建設業に就職した若者のうち、高卒の5割、大卒の3割が3年以内に辞めてしまっています。実に残念なことです。一人前になって、仕事のやりがいが感じられるようになっていく道筋が見えていないのだろうと思います。この若者達の希望に沿うためにも、私たち建設産業が、若者を一人前に育てる力を取り戻す必要があります。このため、昨年、建設産業界の担い手確保・育成に取り組んでいく意志と、実績、知見、能力を持つ関係者が集まって、「 建設産業担い手確保・育成コンソーシアム 」を立ち上げました。
 本コンソーシアムは、各地域でネットワークを立ち上げ、教育訓練体系の構築を目指した計画の作成、試行を行う取組を支援します。このため、調査費等費用を助成し、標準的なカリキュラムや教材の作成、講師の研修、アドバイザーの設置などを行っています。
 各地域の建設産業団体、教育機関、行政に、本コンソーシアムを活用して、地域ぐるみでの教育訓練体系の構築に取り組んでいただきたいと思います。地域の建設産業に働く若者達が仕事にやりがいを持って、一人前の技術者・技能者に成長していく道筋をつくる、その目標に向かって共に頑張りたいと思います。

 
 

 8月に開催しました全国高等学校土木教育研究会全国大会では心強いご支援をいただきありがとうございました。全国大会の宣言の中に、「土木系学科で学ぶ生徒には、産・学・官・民と連携して建設技術技能に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得する機会や場を準備する。」とあります。まさに、高校土木教育の現場でも「 地域連携ネットワーク構築支援事業 」の必要性を感じています。そして、地方創生が叫ばれている今、担い手確保や人材育成のためのネットワークを建設産業全体で構築することは、地域にとっても建設産業を活性化するための事業となり得ると思います。地域の工業高校も構成員として加えていただければ、土木を学ぶ生徒の成長を期することができます。ぜひ、お願いします。
 地域連携ネットワーク構築支援事業 に大いに期待し、将来にわたって土木技術技能者としての建設産業の担い手育成に工業高校として貢献できるよう、そして、建設産業界からの期待に応えられるよう頑張っていきますので、ご支援よろしくお願いします。


 

地域連携ネットワーク構築支援の取組MAP (平成27年10月1日現在) <拡大PDFをご覧いただけます>

クリックで拡大。
 
(建設業しんこう2015年10月号掲載)
 
 

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