人材確保・育成

技術検定制度の活用で就職までの環境整備

技術検定制度の活用で就職までの環境整備

 (一財)建設業振興基金は、国土交通大臣から指定試験機関の指定を受け「建築施工管理技術検定試験」および「電気工事施工管理技術検定試験」を実施しています。

 高校生が在学中に受検できる
 

2級施工管理技術検定試験(学科)

 建設業法施行令等の改正により、平成18年度から工業高校、短期大学および大学等の指定学科の卒業見込者または卒業者が、実務経験を積む前に学科試験を受検できるようになりました(建築の場合は種別:建築)。
 この制度による学科試験合格者は、定められた有効期間内に所定の受検資格を満たすと、実地試験を受検することができます。実地試験に合格することにより、2級建築施工管理技士(種別:建築)、2級電気工事施工管理技士の資格を取得することができます。
 さらに、平成28年度からは2級技術検定試験(学科)の早期受検に向けて緩和措置が予定されています。

 工業高校建築科など指定学科卒業生は、卒業後3年以上の実務経験を経て、22歳で2級施工管理技術検定試験の受検ができます。

 

 2級建築施工管理技術検定試験(学科)受検対策講座

 2級建築施工管理技術検定では、工業高校在学中に受検できる学科試験の合格率が9割を超える学校がある一方、合格者が1人もいない学校もあり、合格に必要な施工管理を授業で教える必要性が問われている。
 昨年、(一社)長野県建設業協会は長野工業高等学校建築科の協力の下、「受検対策講座」を全国に先駆け実施した。建築科の生徒を対象に、同校で進学や就職を目指す3年生16名が、夏休みを利用して3日間にわたり行った。在学中に試験にチャレンジするという目的を持って、まずは学習意欲を高め、「せっかく勉強したのだから」と、建設業界に関心や就職意欲を持ってもらい、若者の業界離れに歯止めをかける狙いもある。
 同協会の田中専務理事は「毎年、秋に実施される2級施工管理技術検定の試験に向け、この機会に学校では学べない専門的なことも勉強して、建設業に興味を持ってもらえればと思います。1人でも多くの学生がこの業界に進み、将来的には1級施工管理技士を取得することを目標としてほしい」と語る。
 本年度からは、「2級土木施工管理技術検定試験(学科)受検対策講座」も実施。支部の協力の下、新たに長野県上田千曲高等学校、長野県中野立志館高等学校、長野県丸子修学館高等学校、長野県飯田OIDE長姫高等学校の4校が加わり、夏休みを利用して90人余りの生徒が受講する予定である。
 

 
 若者の受検機会を拡大するため試験地区6都市追加
 

工業高校と連携し若手が受検しやすい環境づくり

 建設産業活性化会議中間とりまとめ(平成26年6月発表)の具体的施策の一環として「優秀な技術者の確保・育成等の検討-工業高校と連携し若手が受検しやすい環境づくり(会場に工業高校を使用)」を受け、全国工業高等学校校長協会、当該都市の工業高校のご協力の下、平成27年度は従来の13都市に加え6都市が試験会場に追加されました。工業高校の協力を得て試験会場を提供していただくことで、在学中の高校生にも技術検定をより身近に感じてもらえることが期待されます。

 

■ 申込受付期間  平成27年6月26日~7月10日〔消印有効)
 ※高校等の指定学科卒業見込者(卒業者)が学科試験のみを受検される場合は、専用の申込書が必要となります。
■ 試験日 平成27年11月8日(日)
■ 受検料 2級建築施工管理技術検定試験 4,700円(学科のみ)
 2級電気工事施工管理技術検定試験 5,900円(学科のみ)
■ お申込/お問い合わせ先
(一財)建設業振興基金 試験研修本部 TEL:03-5473-1581 http://www.fcip-shiken.jp/

 
その他、在校中でも受けられる建設関連の試験



建設業経理事務士(3・4級)
高校生を対象にした特別研修


 高校生が在校中でも受けられる建設関連の試験は他にもあります。
 「建設業経理士」は、建設業の特徴を踏まえた会計に関する資格です。当基金が実施する「建設業経理事務士(3・4級)」の高校生を対象にした特別研修は、学校単位で実施する研修と試験を組み合わせた制度です。
 会計に関する知識は、社会に出たときに必ず役に立つものです。また、建設会社が求める資格でもありますから、積極的にチャレンジしてはいかがでしょうか。
(実施時期は夏休み、連休など学校の先生方と相談させていただき決定しています)

高校生を対象にした特別研修 平成26年度の実績

お問い合わせ先
(一財)建設業振興基金
経理研究・試験部
TEL:03-5473-4576
E-MAIL:gy2@kensetsu-kikin.or.jp
 

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