人材確保・育成

建設産業担い手確保・育成コンソ ーシアム

教師・保護者現場見学会

(一社)愛知県建設業協会

 

(一社)愛知県建設業協会は県内の高校生に建設業への入職のきっかけをつくろうと、5年前から建設系学科の教師・保護者を対象に現場見学会を毎年実施しており、これまで約180名が参加している。近年の安全面、衛生面に配慮された建設現場を見学してもらい、3Kといわれてきた建設業の印象を少しでも払拭してもらう狙いだ。
 本年度は、県内16校から募集。うち7校から29名の応募があり、協会会員・鈴中工業㈱施工の「知多浄水場」を見学した。オブザーバー参加の国土交通省・鎌田いづみ係長は「お子さんが建設業に興味を持ったなら、背中を押してほしい」と参加保護者に訴えた。


手作りの看板で保護者を迎える入社1年目の都築勝也さん

 鈴中工業からは、建設業の産業体系と仕組み、公共土木と建築の違いや、同社が県内の生活基盤を整備していること、就職後の資格取得やキャリアステップについても説明があり、保護者は熱心に耳を傾けた。
 築40年を超える「知多浄水場」は、災害等の事故に備え、修繕と機能強化のために増設工事が進められている。4市5町への飲料水の供給源として重要なインフラ施設であり、12mの深さ(地下3階程に相当)の新設貯水槽が披露された。構造物内は全面に防水塗装加工が施され、水色一色の神秘的な空間に参加者から「建設現場がキレイで驚いた」「子どもも現場に行かせたい」などの声も多く、協会の中村増門氏は「注水後は二度と見ることはできない。施工中しか見ることができない構造物を見てもらい、保護者のご父兄に建設業への関心を高めていただきたい」と語った。
 この現場見学会では、中部国際空港「セントレア」の見学ツアーも実施。地域を担う建設企業の役割や必要性を、十分に知ってもらえたのではないだろうか。

 



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