人材確保・育成

建設産業の活性化 ~建設産業活性化会議中間とりまとめ~

企業協力による出前講座で 正しい「職業観」を育む

千葉県立東総工業高等学校 建設科 教諭 田村 信義 氏

鉄筋の出前講座の様子 当校建設科の教育方針は、「正しい職業観の醸成」と「確かな実務教育」です。建設業の人材不足が叫ばれる中、建設業に魅力を感じてもらうため、平成22年度より、企業の方から生徒に直接指導していただく「出前講座」を実施しています。

 6月13日には、千葉県鉄筋業協同組合さんのご協力のもと、「鉄筋組立講習会」を行い、「2級鉄筋組立技能士試験」を課題として扱いました。


 
鉄筋の出前講座

平成22年度より「出前講座」を実施

 当校建設科の教育方針は、「正しい職業観の醸成」と「確かな実務教育」です。建設業の人材不足が叫ばれる中、建設業に魅力を感じてもらうため、平成22年度より、企業の方から生徒に直接指導していただく「出前講座」を実施しています。6月13日には、千葉県鉄筋業協同組合さんのご協力のもと、「鉄筋組立講習会」を行い、「2級鉄筋組立技能士試験」を課題として扱いました。

 講座では、第一線で働く“プロの技”を目の当たりにでき、 “現場の空気感”に触れることができました。今回は組合さんに鉄筋を3基お持ちいただき、普段の授業より少し数が多いことで現場感がより強まったようです。また、実際の資格試験により近い体験をさせてあげたいとのご配慮で、図面の描かれたブルーシートも独自に用意してくださいました。本格的な組み立てが初めての生徒たちにとっては、より実践に近い経験を味わえる新鮮な場となったのではないでしょうか。そして2級鉄筋技能士の教材を、学校の授業で使用することにより入職後、1・2級鉄筋技能士あるいはその先の登録基幹技能者の資格を取得するための足がかりになっていると思います。

 なお、今回この講習会では、厚生労働省が支援する「建設労働者確保育成助成金(若年者に魅力ある職場づくり事業コース)」をはじめとする各種補助金等を活用しており、実質企業の方の負担はありません。
 また、本校卒業生が講師として参加し、生徒たちにとっては先輩たちの働く姿を眺めながら、自らの職業観や勤労感について考える「進路選択の場」にもなりました。講習会は今後も継続的に実施する予定です。

 





 

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